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目の前の作業にやる気を取り戻す方法 ~5手先の未来をイメージする~

こんにちは。
成長キャリアコーチの朗Akiraです。

今回は

目の前の作業にやる気を取り戻す方法

についてお伝えしていきます。

1.あなたにお伝えしたいこと

目の前の作業がやる気がしない
ってありますよね?

そんなあなたに
作業のやる気を取り戻して頂く為に
お伝えしたい方法が

「5手先のよい未来を想像する」

です。

2.なぜ「5手先のよい未来」が効果的か?


目の前の作業にやる気が起きない時って
どんな時でしょうか?

目の前の作業だけに目が奪われてしまっている
ときだと思います。

この作業をなぜ行っているのか?
どんな良い未来に繋がっているから
行っているのか

という
先への目線を失っているときだと
思います。

そこで
この作業がもたらしてくれる
よい未来を想像する

ということをお勧めしたいしたいです。

また
目線が目の前の近いところにあることが
原因なので

できるだけ遠くに
目線を持っていくため

「5手先」

がより効果的だと思います。

あなたは
「5回『なぜ?』を繰り返す」
という言葉を聞かれたことは
あるでしょうか?

これは
日本が誇る自動車メーカ
トヨタさん
が生み出した
改善の為の分析手法です。

例えば
以下のような方法で分析を行っていきます。

課題 : 自動車生産用の機械が動かなくなった
「なぜ?」(1回目)
 ⇒「負荷オーバで、ヒューズが切れたから」
 「なぜ?」(2回目)
 ⇒ 「負荷に関わる機構の潤滑が不足していたから」
「なぜ?」(3回目)
   ⇒「潤滑を供給する機構が十分に働いていなかったから」
「なぜ?」(4回目)
   ⇒「潤滑を供給する機構が摩擦でガタがきていたから」
「なぜ?」(5回目)
   ⇒ 「摩擦を起こしている切粉を入らないようにする装置がなかったから」

以上  
「5回『なぜ?』を繰り返す」分析から
「切粉を入らないようにする装置」を追加するという対策が分かり
具体的な「作業」としての行動が
出来るようになります。

この分析方法を活用し
あなたの「目の前の作業へのやる気」
を取り戻すことが出来るのです。

仮に今あなたが行わなければならない作業を
先の実例の分析結果の
「切粉を入らないようにする装置を追加する」だとしましょう

あなたは
この作業へのやる気を失っています。

これから5手先のよい未来をイメージしていきます。

やる気が出ない作業:「切粉を入らないようにする装置を追加する」
 「どんなよい未来?」(1回目)
   ⇒ 「潤滑を供給する機構の摩擦によるガタを改善できる」
「どんなよい未来?」(2回目)
   ⇒  「潤滑を供給する機構が十分に働く」
「どんなよい未来?」(3回目)
   ⇒  「潤滑不足がなくなる」
「どんなよい未来?」(4回目)
   ⇒  「潤滑不足による負荷オーバがなくなる」
「どんなよい未来?」(4回目)
   ⇒  「負荷オーバによる機械停止が防げる」

どうでしょうか?
「装置を追加する」という「作業」は
「機械停止」を防ぎ
商品生産の妨げを抑制するという大きな意味に繋がっています。

3.今回の実践例

最後にあなたに
この方法を実践して頂き
是非目の前の作業にやる気を取り戻して頂く為
より日常になじみ深い例をお見せしておきますね!

5手先のよい未来をイメージ 実例:

やる気が出ない作業:「早起き(朝6時)起床」
 「どんなよい未来?」(1回目)
   ⇒ 「業務開始前に軽い運動がきる」
 「どんなよい未来?」(2回目)
   ⇒ 「体と脳が起きてすぐに業務できる集中力が整う」
 「どんなよい未来?」(3回目)
   ⇒ 「集中力が整っているので業務がはかどる」
 「どんなよい未来?」(4回目)
   ⇒ 「業務がはかどるので早い時間に1日の業務が完了する」
 「どんなよい未来?」(5回目)
   ⇒ 「自己研鑽の時間が得られる」





 


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