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英語学習:アクセントを知る

日本では、TOEICの勉強が流行っているようで、昔より平均点が上がっているんじゃないかなぁと感じている。自分が大学生の時には、TOEIC 700点超えたらマジすか、すごいっすねって感じであった。私はTOEICは受けたことがなく、いきなりTOEFL挑戦したので、大学受験時の知識も飛んでいて、最初は、序盤はなかなかきつかった笑

MBA留学とか目指す人は、TOEFLやIELTSについて、必死で勉強しているだろうし、ぜひ頑張ってほしいし、合格者の方が作る対策Noteなんかも役に立つと思う。

この時期は入学の時期なので、MBA新入生の日本人の方がちらほらと英語力のキツさに嘆いているのをX上で見かける。これは彼らが、テストギリギリで受かったからとかそうではなくて、これが試験勉強で英語を伸ばす上での限界なんじゃないかと感じている。私の場合はTOEFL103で出願して、2017年に入学したが、まぁ苦しんだ。幸い、地元に優秀な対策校もなかったので、テスト対策でスコアを取ったというより、地道な積み上げでスコアを出したので、ボキャブラリーで困るといったことは一切なかったのだが、困ったのはアクセントである。

これは、リスニングとスピーキングに大きく影響した。

1. リスニング
割と綺麗な英語でリスニング練習をしていたので、本番になるとさまざまな国から来てる方のアクセントの英語があり、何言ってるかわかんねーとなる。ましてや海外生活も英語を使って何かを学ぶのも初めてだったので、アクセントで聞けないのか、単純なリスニング力不足で聞けないのかすらわからない。入学当初、ギリシャ人人気教授の方の英語が一言もわからなくて、授業もデータサイエンスということもあり、90分何もせずにぼーっと過ごした記憶があるし、テキサス出身の教授の英語がキャッチアップできずに困って、自分のリスニング力が低すぎると感じ、講義を録音して何回も聞いたのを覚えている。

一部はリスニング力の問題もあった。しかし、TOEFLのスコアはLで27−29と出していたので、テスト以上のものが求められると瞬時に悟った笑。またディスカッションなので、色んな人が喋るのをキャッチアップしなければならずそこも大変だ。

肝心のアクセントは、グリークアクセントとテキサスアクセントであるが、比較的すぐに慣れ、コースの後半にはわかるようになっていたし、一年後に別の授業をとる頃には、完全に理解できるようになっていた。インド人の友人なども多く、気づけば、よく話、よく聞いていれば、リスニングは上がっていくし、アクセントなどにも対応できるようになってくる。

2.スピーキング
さぁ、でもここでの本題は、インディアンアクセントが聞きにくいとかそういう話ではない。むしろ、そんな失礼なことよく言えるなという話である。実は、入学当初は、自分がどれぐらいのアクセントを持っているのかわかっていなかった。理由は、日本国内の英語の先生は、日本人のアクセントに慣れているし、発音を直してくれることはあっても、あなた鈍っているわよとは言わない。テストスコアがある程度出てくると、なおのこと自分に自信が出る。

ではいざ海外に出るとどうなるか、伝わらない笑というよりは、どうも伝わっていなそうだ。となる。アクセントが強い人と初対面で話すときに聞き取れなくて、ごめんなんて聞き返さないことはある、それを自分がやられていると感じ始める笑

これはまぁきつくて、発音が悪いと認識し始めると、自分の発音はいいのか、しゃべっていいのかと疑心暗鬼になり、真面目な人ほどトラップにはまる。何も気にせずゴリゴリに話し続けた方が短期的には結果が出るぐらい笑

ただ私は神経質な方なのか、なんとか少しでもマシに話そうと努力するようにし、Youtubeの発音矯正のチャネルなどよく見たし、聞き取りにくい発音はどれだと認識するように心掛けている。完璧は無理なので笑

とりわけTHとRの発音が苦手なのか、Thirdが伝わらない、3rd Partyとかが伝わらなかったりする笑 ので指を使いながらあらかじめジェスチャーで保険を取っておく笑

ちなみに私は、日本人アクセントはかなり少ないと言われとり、どうも英語教師や友人に東南アジア系の人が多いので、東南アジアと日本のアクセントの混じりなのだろう。Akira‘s accentといじられたりしたこともある笑

じゃぁ、日本人のアクセントがどれだけ酷いかというと
1. 日本人の偉い人が英語で話してるビデオが友人から送られてきれきて、どうしてもここ何言ってるかわからないって教えくてれと頼まれることがある。一度あったのはagileであった笑
2. 病院や店員に、英語で話し、日本人だと言うと驚かれる。こちらの日本人などで英語できますと病院で通訳なし対応で自信満々で英語で話されるが、こっちはマジで何言ってるかわからなくて困ることが多いんだよとよく言われる。
3.しまいにはクラスメイトにお前のアクセントいじってごめんと謝られる笑 他の日本人の英語を聞く機械があったらしいが、何一つわからなったと報告された笑
4. 番外編だけど、久しぶりに日本に帰って、電車なんかで、録音されたものじゃない英語のアナウンス聞くと絶対日本人しか分からんぞってなる笑 まぁ仕事で英語でやれって言われたら棒読みで早口で読みたくなる気持ちもわかる。

こういった原因はカタカナ英語にあると思ってたりもするが、いちばんの理由は英語を外で使ってないからであろう。例えば国内MBAスクールに通うにしても、日本企業内でで英語公用語化しようが、Majorityは日本人のケースが多いと思うので、みんなが訛ってればそれば共通語になる。それで〇〇人の英語は聞き取りにくいとか、仕事で英語使ってます自慢をしてしまうのだ。

知り合いが、Zoom飲み会で、元同僚と飲んだらしいが、みんなそれ相応に出世して英語を使う仕事についており、〇〇人のアクセントがきついよねーとかそういう話になったそうだが、留学を唯一経験している彼は、いや日本人のアクセントが一番きついと思うでと言って、場をしらけさせてしまったらしい笑

ことコミュニケーションにおいては文法よりも発音が大事と言うのはあって、何を言ってるか分かれば、どこで文法を間違えてるかも聞き手で修正できたりする。でも何を言ってるか分からなければどうにもならない。

このJapanglishの発音のやばさが、アメリカ人から遠いとか、そう言うレベルじゃなくて、基本的に他の国の人は全く分からんレベルにあるっていうことが認知されないと中々変わっていかないかな。それか、喋る母数を圧倒的に増やして、外国人に聞き慣れてもらうかかな笑 後者の方が現実的な気はする。

別にアクセントがダメなんじゃなくて、アクセントを持っているという認識をすることが大事なんだと思う。そうすると他人のアクセントをむやみやたらに批判しないし、改善に加えて、配慮することもできるだろう。

ちなみに、この前、カリフォルニア出張中に、スタバなどで商品引渡しの際に名前を聞かれるのだが、そこで店員がヒスパニック系の方(たぶん)だと、tell me your nameみたいな簡単な英語が私は全く聞き取れなくて、数回聞き直すと言うことが何回か起こった。これは僕が普段全くヒスパニック系の方の英語を全然聞いていないので、全く対応できなかったのだ。そして無事名前を伝えて、出てきたのが以下だ。

打率4割、もう少し滞在してたら「俺の名は」っていうショートムービー作れそう笑
でも、ほんと聞きなおされることもまだまだ多く英語の発音の改善はこれからも改善を続けないとなぁと強く思った。まずは名前の発音から笑

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