アーティストをサポートすることになった#3 ~ Distrokidでちょい足し
Groovy grooveからRatriumになり、オリジナル曲を精力的にリリースしている彼らをサポートすることになりました。前回は韓国に出しておきたいけど、なかなかいい流通はないなーというところまででした。上記YouTubeは彼らのオリジナル2曲目”人生いつも三遊間”。夢を追う学生に向けての応援歌になっていて、とってもさわやかな気持ちにさせてくれる歌です。聴いてみてください。
もともとTuneCore Japanにお世話になっていたので、そこに加えてアジアとソーシャルはきっちりサポートできるようにしておきたいという目的のもとさらに探して試してみました。
Spotify認定パートナー一覧に、アーティストディストリビューターとしてリストアップされているのは、Distrokid, CD baby, EmuBnads, Record Union, iGrooveの5社となっています。
ソーシャル(Facebook/Instagram, TikTok, YouTube content ID)はどこもマネタイズ(収益化)できるオプションがある(EmuBand以外)。あとはアジア(主に中国)なのですがこれはできるところが現時点ではありません。唯一DistrokidがNetEaseを試験的にはじめたようです。それぞれオンラインで完結できて英語アレルギーでない限りは日本人でも使えそうなサービスですが、一番簡潔でシステム運用でリリースへのスピード感が一番早い、かつ安い!のは、この中ではDistrokidであるのではないかと思います。
選べるストアはこちらで、TuneCore Japanで現時点では配信できないところだけを選択。
ソーシャル系のいくつかはオプションとして選ぶ感じになってまして、Instagram & Facebookは0円で追加できます。私は選びませんでしたがStore Maximizerという年間$7.95のオプションつけておけば新規dspも自動追加となるようです。
ミュージシャンプランなら年間$19.99で楽曲無制限。楽曲数がとにかく多いアーティストなら全部まるっとDistrokidでもいいのかもしれません。LINE musicなど日本特有サービスに出せない、日本語メタデータの扱いどうするかという課題はありませが。100アーティストまでなら$79.99という価格も破壊的ですね。だいたいデジタルサービスで安いところは、なにかしらできないことが多かったり雑なイメージがあるのですが、ほんとにめずらしく信頼できそうな、うまいサービスに見えます。
Distrokidは、1)安い 2)システムがちゃんとしててデリバリーまでが自動プロセスで早い 3)うまい という三拍子。あまり押しすぎるのもどうかと思いますが、TuneCore Japanをベースとしての、ちょい足しレシピにはぴったりではないかと。
と思ってましたらば、TuneCore JapanでもInstagram & Facebook収益化ができるように5月からなりましたね!つーことは、Distrokidなどでちょい足しするなら、TikTok(収益化) & RessoとNetEase (betaテスト中)の2DSPとなりました。
*ついでに他出せるところは上記のチェックマークのように出したらいいと思います
これで一旦流通として出したいところには出せたわけでして、ここから先はどうやって音楽を広めていくか、という実践編ですねー。
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