I’m in bar alone
よく1人で酒を飲みに出るんだけど,それは一緒に行ってくれる“ともだち”がいないから。そんな姿を見た同僚は,かっこいいといったんだよね。彼は最近子どもが生まれて幸せそうだ。ぼくと違って人当たりもいいし,とても周りから好かれているように見える。彼はぼくより手取りが少ない。それでも仕事の内容はさほど変わらない。これから先大丈夫なのだろうか。
なんだか惨めな気持ちになる。ぼくは1人で座っている。ビールを飲みながらの執筆は捗る?そもそも執筆なの?独り言の掃き溜めを,寂しいから世界に配信して,1人でなんだか満足して寝る。明日はきっといい日になるよね,ハム太郎。
久しぶりに映画を映画館で見た。サブスクの嵐で,劇場に行くことが減った。映画って2,000円もしたんだね。それは誰も行かないわけだ。始まるまでに広告が多すぎる。それから,日本語のキャッチコピーがダサすぎる。有名な作品の監督が贈る系の作品が多すぎる。宣伝でも面白そうじゃない作品,見たって面白いわけないだろう。宣伝が面白くても残念な映画がたくさんあるのに。
なんだかんだ言っても映画館で見るのは一味違う。何位が違うって,そんなことはわからない。なんか違うんだよ。多分サブスクで見ていたら,途中で見るのをやめただろう作品も最後まで見るんだ。お金払ってるし,特別な空間だし。
さっき見た映画には不満があったんだ。前作を見ていないとなんのことかわからない。見ていたところでわかんない人だっている。世界観が世界観として爆発しすぎている。それはそれでいい。ヒット作の続編っていうのは大概駄作だと決まっている,知らんけど。
こうして1人で映画を見て,その後1人で酒を飲んでることを彼はかっこいいって言うんだろうな。何もかっこよくなんかない。もっとあわれんでくれた方がましなのに。結局彼は人が良すぎる。
というか,からしは苦手なんだ。おでんに合わせるなら柚子胡椒だけでいい。柚子胡椒は天才的に美味い。語彙力の欠如だ。