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著しい思考力の低下を感じる

 最近読書ができていない。それが原因とは思わないが,思考力の著しい低下を感じる。ひとまず生きている感じ。
 1月に1冊しか本を読めなかった。それもブッダの教えに関する漫画である。活字離れみたいだ。別に本を全く読んでいないわけではない。読みきれなかったのだ。

 ここ数ヶ月,同じような文章しか書いていない気がする。自分は客観視できないから,どうなっているのかわからない。けれど,数ヶ月前の自分の文章なんてもう他人が書いたようなものだ。
 それにしても内容がないよな、、、。

 インプットがなければアウトプットもできない。自分がどんどん空っぽになっていく感じがして,恐ろしくて,とりあえず外に出てみるけれど,なにも収穫はない。これなら部屋にこもって本を読んでいた方がよっぽどましだった。外の世界は思っている以上に寂しい場所だったりする。
 言葉が好きだ。そこに含まれている意味の捉え方が人によって違う。もっと上手に紡げたらいいのにな。古臭い文章でも,読むのが辛くないものはどうやってできているんだろう。今と違って鉛筆で書くのいいのかな。もうキーボードか画面をぽちぽちである。鉛筆で書いていたら起こり得ない誤字脱字がおこる。それはそれで現代の味である。

 全然知らない喫茶店に入った。知り合いの話にあがっていたお店。その話がなかったら素通りしていただろうな。床がギシギシ鳴るビルの2階。外からはまるで様子がわからない。未知へ踏み込む1歩はいつだって恐ろしい。その1歩だけ,その1歩だけのために私はどれだけ多くのものを逃してきたのだろう。

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