何考えてたっけ
最近ポケモンスリープを始めた。手に入れたポケモンたちは,私の睡眠と連動しているからいつも眠そうだ。どうやら8時間半以上寝ないと全回復はしてくれないらしい。
睡眠の記録をとり出すと自分の睡眠時間の短さに気付かされる。できるだけ早く寝ようと心がけるけれど,なかなか思うようにはいかない。睡眠不足は全てにおいて負につながる。齡30を手前にしてやっと気がついた。寝ずに頑張ってもいいことなんてない。しっかりとした睡眠それが全てを良くするのだ。
朝は眠い夜なら寝れない。論理ちゃんのリリック。いつもそうだし,みんなそうなんだなと思った。それがもう3年前。一瞬だった気もするし,しっかり3年間あった気もする。生活がルーティンではなかった3年間。そうともいえない3年間。何考えてたっけ?
村上春樹の最新作はまだ読んでない。最新作が出た頃,世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを読んでいた。村上春樹の小説は好きだ。1ページにありえないほど感情が詰まっているのに,すらすら読めていく。気がついたら時間が経っている。早く読み終わりたいけど,永遠に読んでいたい。
村上春樹の初期3部作は全集で読んだ。単行本も文庫本も見つからなかったんだ。初期の作品ということでまだ粗がある。それはそれでいい物である,とか批評家ぶったことを言ってみたりする。
ダンス・ダンス・ダンスも全集で読んだ。単行本だと上下巻に分かれている。全集だと分かれ目がわからない。上下巻など分かれている本は,1冊1冊読んだ達成感,全部を読み通した達成感の2つを味わえる。少なくとも私はそう感じる。全集で読むと1冊だ。なんなら,2つの作品が1冊にまとめられている。それはそれで面白かったりもする。何考えてたっけ?
星乃珈琲店は全国にあるのだろうか。私の知る限りでは,少なくとも東京と京都にはある。値段としては比較的高めの設定だが,それほど敷居が高くなくて,私のような庶民でもたまに入れる。
新宿には何店舗か星乃珈琲店がある。私のお気に入りは,東口から少し歩いた地下の店舗だった。それは無くなっていた。地下へ続く階段は,チェーンで閉ざされ,テナント募集の看板がぶら下がっていた。
紀伊国屋書店の隣にはディズニーストアがある。最近できた物と思っていたが,そろそろ2年ぐらい経つのだろうか。そのまた隣にはオニツカタイガーがある。さらにもう1つ隣のビルの2階。星乃珈琲店がある。
入店した私は静かに突っ立っていた。いらっしゃいませ,と言われたものの案内されない。ここはスタバやドトールとは違って席でオーダーするのだ。しばらくして案内された。なんだか慌ただしくはないけれど,静かに忙しそうだ。
オーダーを済ませて,小説を読んでいた。コーヒーが来た。プリンが来た。何考えていたっけ?