焼けた肌
焼けた肌。
突き刺さる日差しに照らされて
今日を生きてゆく。
熱い日差しは、あなたの肌を
じわりじわりと焼いていく。
やがて日が沈むころには、
焼けた肌のあなたが立っている。
焼けた肌
それは、あなたが今日、一日を生きた証。
焼けた肌
それは、あなたが一生懸命、働いてきた証。
焼けた肌
それは、あなたがやるべきことを途中で投げ出さず
最後までやり抜いた証。
焼けた肌
それはあなたが、今日一日を必死で戦い抜いてきた証。
そこには、格好わるいという言葉はない。
たくさんの思いを抱えて、悩み、苦しみ、
それでもなお、その先にある未来に
希望を見い出して、突き進んだ結果なのだから・・・・・
焼けた肌に、ねぎらいの言葉と感謝の言葉をかけてあげよう。
夕焼けに映る
あなたの影を眺めてみてください。
そこには、決して弱くない。
あなたの姿が映し出されているはずだから・・・・・・
吉永 全良