AKIRA
ウイルスやワクチンのことに関して、個人的な主張をまとめています。
AKIRAです。 今日は、これまで自分のNote記事やほかの方の記事、X(旧twitter)、Youtube、その他メディアのコンテンツ、周りの人間の話を見聞きして、書き残しておこうと思ったことをつらつらと書いていこうと思います。 普段の内容に比べ、全然まとまった内容ではないので興味のない方はこの文章を読んだ時点でブラウザバックをお願いします。 生命科学研究 私は、生命科学研究にかかわる仕事をしています。 細胞やDNA、RNAを使う仕事です。 細胞の扱いは慣れるまである
AKIRAです。 本日は一般向けのお話。 安全とは皆さんは「安全」という言葉にどういうイメージを抱いていますでしょうか。 安全性研究、といったような言葉もあるように製品の安全性は様々なものに求められる要素であることは言うまでもありません。 ただ、「どこまでの安全が求められるか」といった視点で見ると、製品の目的によって安全のレベルが異なってきます。 極端な例になってしまいますが、抗がん剤なんかはその典型例でしょう。がん治療には様々な方法がありますが進行性の場合、外科的な治療
AKIRAです。 私は何度も科学的常識を繰り返します。 mRNAではタンパク発現量をコントロールできないもう何度も同じことを記事にして繰り返していますが、この話がなぜmRNAワクチンおよびレプリコンワクチンの議論において主題とならないのか全く分かりません。結局、問題とされるポイントはなぜかシェディングやそれに伴う他個体伝播のことのみ。 いや、それよりももっと明らかな問題はあったでしょ。 何なら、その問題はmRNAワクチンのときから既に存在している懸念であり、mRNAワクチ
AKIRAです。 ちょっと気になることについてお話しします。 mRNAワクチンは公衆衛生として認められるか?結論、無理です。 理由をお話しします。 前提その1:公衆衛生学は国民の健康増進を前提とする活動概念である mRNAワクチンの弱点に関して、私の記事で何度も記述している通り。 そもそも発現制御の利かないシロモノに細胞障害性を見出さない研究者はいません。・・・というか、それを見落としている時点でモグリです。 むしろワクチン接種に関する被害調査、およびその実態の究明
AKIRAです。 本日は、以前の記事の続きから。 統計の位置づけこの記事において、私は統計に科学的な現象を証明する効力が存在しないことについてお話ししました。 しかし、一般の方にとってこのような研究や実験の世界は隣の国どころか隣の星レベルの生態系の話のように聞こえてしまうはずです。 平たい話が、「お前の言ってることは難しすぎてわからん」と。 おっしゃる通りで、私のつたない国語力では皆様に本質を分かりやすくお伝えすることは難しいかもしれません。ただ、今の技術革新に使われて
AKIRAです。 本日は、私がちょっと気になったお話について。 統計は、厳密には因果関係を証明するものではないサブタイトルにもある通り、統計は因果を証明するためのツールではありません。正確には、「異なる事象の相関関係を示す」ことが目的です。 図のように、相関関係と因果関係では、言葉の意味が大きく変わってきます。私は数学的関連付けのできる事象同士の関係を相関関係、生物学的関連付けのできる事象同士の関係を因果関係と考えています。 どういうことかというと、相関関係の場合は、二
AKIRAです。 本日は考察回です。 本当は解説回のつもりだった本記事は、実はこちらの記事↓ この記事の中のこの部分。 これについての解説をしようと考えていたのですが、内容を考えているうちに考察できたことがありますので、いっそのことひとまとめにしてしまおうと考えて今に至ります。 食作用による抗原の細分化皆さんも、学校の理科の授業で習ったことがあるかもしれませんが、通常白血球と呼ばれる細胞は外敵であるウイルスや細菌を「食べる」ことにより、彼らの体内に病原体を取り込んで分
AKIRAです。 相変わらずワクチン関連のお話。 抗体とは皆さんが抗体に持つイメージは何でしょうか。 おそらくですが、「何となくウイルスや菌を退治してくれるもの」という感じでしょうか。 これを読んでいる方は生物を専門に勉強していらっしゃる方ばかりではないと、私は思っています。ゆえに、先に抗体の基本的な話をしなければなりません。 以前、↓のような記事を公開していたと思います。 この記事で扱った↑の図でも同じようなことを言ったのですが、中和抗体と呼ばれる抗体の中和活性を保
AKIRAです。 本日の記事は科学に関する考え方について。 技術に対する偏見や誤情報この度のmRNAワクチンは確実な災厄を世界にばら蒔きました。 いや、そんなことはない。と考える方もいらっしゃるかもしれません。でも時として世の中でどんな恐ろしいことが起きているかは、見る立場によって「見えやすさ」が変わってくるのです。 少なくとも遺伝子発現の研究にそれなりに携わった側から見ると、一目瞭然であると言えるくらいにははっきりとした爪痕が見えています。 しかし、その大きさを拡大解
AKIRAです。 本記事では、論文を扱います。 LNPの負の影響 https://www.cell.com/molecular-therapy-family/molecular-therapy/fulltext/S1525-0016(24)00163-1?_returnURL=https%3A%2F%2Flinkinghub.elsevier.com%2Fretrieve%2Fpii%2FS1525001624001631%3Fshowall%3Dtrue ↑最近こんな
AKIRAです。 補足記事です。 補足 前回の、こちらの記事。 少し難しい内容でしたので、補足しておきます。 というよりも、内容が多すぎて補足せざるを得なかったため、上のリンクから当該記事に飛んでいただいて、本記事と照らし合わせる形でご覧いただきたく思います。 補足:ワクチンに求められる意義とは 前回、私はワクチンは何のために打つのか、という話をしました。 その時に、「ワクチンはあくまでも情報提供をするものであって、免疫を鍛えるものではない」という趣旨の話をしたかと
AKIRAです。 久しぶりに記事をば。 ワクチンに求められる意義とは 意義、という表現を使うと非常に難しく聞こえるかもしれません。要は、「何のためのワクチンなのか」という点です。 本来、ワクチンを打つ目的は、特定の感染症個体に対する免疫学的な情報を自分の身体に提供することにあります。 したがって、「打てば免疫力が上がる」とか「打つことでウイルスによる症状を抑えられる」とかそういうことを目的とした代物ではないということです。 逆を言えば、「情報提供」が身体に対して明確な
AKIRAです。 本日は一般の方にこそ読んでいただきたい内容になります。 論理性にこだわらない 数学という分野は、人類が自らの手で魔法ともいえる技術を制御するために必須となる学問です。 車が走るのも飛行機が飛ぶのも高速で線路上を走る乗り物を御せるのだって、科学技術のたまものであり、その根底には数学の学問(いわゆる論理的な学問の例として)がそれを支えているからこそのものです。 しかしだからといって、科学や数学的論理思考が万能なものでないことは、素人であろうとプロであろうと
AKIRAです。 本日は本気で解説をしようかと。 転写制御 ワクチンに関して。 ・IgG4抗体について →私よりも詳しい方がお話しされていて、論文も出ている。 ・逆転写に関して →論文が出ている。 ・ADEに関して →Cellで論文が出ているうえ、これを問題視している人は多い。 ・DNA汚染について →「量と質の問題」の感覚に慣れていないとどれだけ説明しても理解することは難しい。また、仮にこれが問題となったとしてもRNAワクチンの製造に直接的な問題とはならない。
AKIRAです。 本日は、「提言」ではなく「解説」をしようかと。 mRNAワクチンに入っているmRNAは生体由来ではない 今回の記事では、mRNAワクチンに関することで、一般の方が理解しにくいであろうと思われることを小見出しごとに解説していこうかと思います。 まず第一に、ワクチンに入っているmRNAに関してですが、SNSではいまだに「mRNAは生物も使っている安全なシロモノ」なんていう発言が飛び交っていますが、ワクチンに入っているmRNAは生物が本来扱っているものとは似
AKIRAです。 本日は趣向を変えて。 従来型ワクチン 従来型のワクチンとmRNAワクチンには、コンセプトの観点で大きな違いがあります。 タンパクワクチンや不活化ワクチンはそもそもウイルスの力価がゼロなので感染のリスクがありません。 しかし、免疫原性が低いという弱点が改善点として挙げられていました。 mRNAワクチンの問題点 何度もいくつかの記事で、mRNAワクチンの問題点について述べてきた私ですが、そもそも私が危機感を抱いた最初のタイミングは日本で1回目接種が始ま