ドイツのホテルの朝ご飯で残念に思うこと- そうだ、改善を頼んでみよう
我が家はパートナーも私も旅行好きで、Couch Surfingのミートアップで知り合いました。パートナーは旅行好きから旅行業に関連する会社を始めるほどで、視察も兼ねてよくホテルに泊まります。
ホテルのラウンジやレストランの朝ご飯で毎度悲しいなあと思うのが卵です。環境先進国といわれ、家畜に対する配慮も進んでいるドイツでも、ホテルの朝ご飯の卵は屋内飼育(Bodenhaltung、ケージ飼よりスペースはあって自由には動けるものの、屋内飼育で外には出られない)の卵がほとんどです。オーガニックや平飼いのものは見たことがありません。見つけたら飛んで喜ぶと思うので。
どうやって見分けるかというと卵のスタンプです。ドイツで卵を買うと、0-xxxx-xxxxといった数字で始まるスタンプが押してあります。0はBio(オーガニック、1はFreilandhaltung(平飼い)、2はBodenhaltung(ケージフリー)、3はKäfighaltung(ケージ飼い)です。ドイツではケージ飼は禁止されています。
ケージフリーではあるので、ケージ飼よりはましだと思うのです。でも、あくまで「まし」なだけです。ドイツで生活を始めて間もない頃、動物大好き家族で育ったパートナーが卵の分類とともに「0か1の卵を買うんだよ」と教えてくれました。以来10年以上、オーガニックか平飼いのものを買っています。最近ではオーガニックのものを少量買って、ありがたく食べるようにしています。
基本的には誰かに私のポリシーを押し付ける気はないので、「卵はオーガニックであるべき」と声高に叫びたいわけではないのですが、オーガニックやヴィーガンを押す一方で卵は屋内飼育のものというところに違和感を感じます。あともう一歩、卵もがんばろうよ!!といつも思うのです。
疑問や思ったことはしっかり伝えるドイツ(とてもいいところ)。昨日からお客さんと一緒に泊まっている我が街のホテルは、常宿的なホテルチェーンのホテルで、パートナーも私も大好きなホテルのひとつです。卵がオーガニックになったらうれしいですとホテルにメッセージを書いてみようと思います。
ちょっとずつ、人にも動物にも良い世界になったらいいな 🍳
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