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オーラルケア

 年を重ねてきますと、体の各部の劣化が目立ってきます。筋肉や脳は、トレーニングや訓練で鍛えることも可能ですが、目や耳の感覚器に関しては、劣化を抑えることしかできません。歯に関しても大いに不安で、歯磨きが習慣付けされているので、虫歯の心配は払しょくされて来ていますが、歯茎の衰え、特に、歯周病の進行が気になっています。
 私自身は、歯の性能がいたってよろしくなく、幼少時には虫歯も多く歯医者通いでしたし、若い頃の不養生の影響から歯周病の心配も大です。しかしながら、六十代半ばの現在まで、幸いにも、失った歯はありませんが、以前には定期的に通っていた歯科への通院もコロナの影響で、ご無沙汰してしまっており、最近、咀嚼時の歯の違和感に加え、歯茎の腫れ感も合わさって、非常に不安になって来ております。
 数年前に、電動歯ブラシを購入し歯および歯茎ケアを試みたことがありましたが、使用の初期から、歯茎を傷めてしまい、歯医者さんから使用を諫められたこともあり、高めの歯ブラシと歯周対策の歯磨き粉による夜寝る前の5分程度の歯磨きにより対策を行ってきました。最近は、この歯磨きでは、先に申し上げたように心配となって来ておりました。そんな折、MXTVの「5時に夢中」の放送で、松田ゆう姫さんが、歯間洗浄「ドルツ」に関して触れられて、「ドルツの効果が抜群」との発言を耳にしました。その情報は、ゆう姫さんの下記Xへも掲載されています。

 これを切っ掛けに、「ドルツ」の製品の調査を開始しました。紹介されていたのは、ジェットウォッシャードルツで、本体タンクに注入された水を先端のノズルから、高圧の水流として射出して、歯に当て、歯周ポケットの歯垢を除去するものです。これにより、手動の歯ブラシでは届かない場所の汚れも取り除くことが出来るというものでした。不随効果として、水流が歯茎をマッサージし、血行を促進し、また、洗浄効果により、歯茎の炎症や出血を減少させる効果があるとされています。扱いはPanasonicでありますし、下記HPで情報があふれています。

 ドルツが提唱するオーラルケアは、歯ブラシだけでは届きにくい歯周ポケットや歯と歯の間の汚れまで、音波振動で徹底的に除去し、歯周病予防に繋げるというもので、音波式歯ブラシとジェットウォッシャーを組み合わせての提案の様です。具体的には、音波振動により、通常の電動歯ブラシよりもはるかに多い回数で毛先を振動させ、歯垢を効果的に除去し、更に、その後のジェット水流により歯周ポケット内の歯垢やプラークを浮かせ、歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑えるというものの様です。つまり、ドルツの提唱するオーラルケアを実現するためには、音波式電動歯ブラシとジェットウォッシャーを組み合わせる必要があるようです。音波式電動歯ブラシとジェットウォッシャーともに、それぞれ数万円であることで、価格対効果という意味で、どうなのかという疑問が残ります。加えて調べていたところ、2025年1月15日までですが、音波式電動歯ブラシとジェットウォッシャーの同時購入で電子ギフトの返金キャンペーンが実施されていることを知りました。

 加えて今回購入したジェットウォッシャーEW-DJ55​は、それまで2万円を超ええていた売価が、5千円程度値引きされていることも分かり、購入へ傾いていきました。

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本体

 ジェットウォッシャーだけでは、十分な効果が得られないと思われますので、音波式の電動歯ブラシを探しましたが、ドルツのそれは、上位のものでは4万円台もするので、二の足を踏んでしまいました。ネット上での評価比較と評判を、音波式電動歯ブラシに絞って、色々と調べてみました。それまでは、ブラウンやフィリップスの電動歯ブラシは知っていたのですが、下記の評価サイトで、EPLIOSというメーカーの音波式電動ブラシが高評価であることを知り、また、価格もお手頃ということで、これに注目しました。その価格は5千円台であることが魅力です。

EPEIOS「音波電動歯ブラシ ET003」は、効果的な洗浄力と静音設計、防水性能などが高く評価されています。ブラシヘッドのサイズや替えブラシのコストに関する課題もあります。全体として、コストパフォーマンスに優れた製品として多くのユーザーに支持されているということでした。

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本体

まず、ジェットウォッシャーEW-DJ55ですが、本体後ろの注水口から200ccの水を貯えることにより、1分程度の洗浄が出来ます。充電式で、洗面台等で利用可能ですが、選択可能なジェット強度の最大レベル5では、口から結構水撥ねが起こるので、お勧めは、風呂場での使用です。私は、一回につき2回の洗浄を、入浴時に実施しています。利用一日目には、歯の根元が染みる刺激を感じましたが、二日目からはそれも和らいでいます。また、使用開始直後から、気になっていた歯茎の腫れと、噛んだ時の歯の違和感は消えました。
 EPEIOS音波電動歯ブラシ ET003は一回の充電で、180日間連続使用が可能ということです。電源ボタンにより、洗浄モード4モード(Clean、White、Sensitive、Polish)が選択可能で、現在は、Cleanモードを使用しています。電源を入れると30秒毎に一回一時停止しますので、これを切っ掛けに、歯の左半分、右半分、上の歯、下の歯と切り替えるきっかけを示してくれるのも便利な機能です。それぞれの場所を毎日1回程30秒間で磨いていますが、これは歯磨きの時間が、トータルで歯科医の推奨している数分の歯磨き時間を超えていることになります。磨いた感覚は、歯の表面がつるつるの感じになっています。
 何れにしろ、プラークの除去効果と最終的な歯茎への改善効果は長期の利用にて確認すべきですが、現在のところ効果が期待出来るものと思っています。

尚、電動歯ブラシの購入提案サイトでは、歯周病などの口腔内のトラブルがある場合、歯科医に相談し、自分に合った歯ブラシを選ぶことが大切であると指摘していますので、ここでも改めて転記させていただきます。

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