二人 ~友人の門出に~
歩き始めた二人に
道しるべはまだ見えないけれど
構わない
迷う事さえ力に変えて
はじけそうな想いを
受け止めていく毎日の中で
今よりも
幸せな二人に会えたらいいね
遠い街から吹いてきた
風に身をゆだねていたら
時間を忘れるくらい心地よくて
晴れた日の午後には一緒に花を揺らしていたよ
会いたい時に会えるよう
いつでも二人でいられるように
たまには
わがままも許されるよね
傷つけ合う夜より
微笑み合える朝の為に
嘘つかないで
ありのままの二人でいられたらいいね
時には部屋が壊れるくらいケンカして
お互い泣いたりして花が枯れそうになっても
仲直りする時の優しさが一番優しくて
大切だって気がついた二人に怖いものなんてないよ
歩き始めた二人に
道しるべはまだ見えないけれど
構わない
迷う事さえ力に変えて
はじけそうな想いを
受け止めていく毎日の中で
今よりも
幸せな二人に会えたらいいね
きっと会えるよね
日々の隙間をそっと埋められるような、詩を伝えていきたいと思います。その中に、ひとつでも皆さんの心に残る言葉があればうれしいです。