世知原炭鉱資料館(松浦炭鉱事務所)/山住炭鉱
長崎県佐世保市。
松浦炭鉱の本部事務所として建築された砂岩ブロック積瓦葺平屋建てで、長崎県の有形文化財に指定。
設計は佐世保諸機械製作所の本田清次氏で、明治末期から大正初期に建築されたと考えられています。
松浦炭鉱は後に飯野炭鉱となり、昭和45年に閉山するまでこちらの建物は事務所として使われていたとの事。
閉山後は町に寄贈され、世知原町歴史民俗資料館に改修。
現在は世知原炭鉱資料館となり、館内には炭鉱で使われていた道具など貴重な資料が展示されています。
祝日だったのだけど誰もいらっしゃらず、入って良いものかと躊躇したのですが、入口は解放されていたので見学させて頂く事に。
隅っこに古めかしい木製冷蔵庫が・・・可愛い。
館内に展示されていた炭鉱の歴史を掻い摘んで書こうと思ったのだけど、文章を引用するよりも写真を載せた方が正確なので詳細は割愛致します。
(決して手抜きな訳では・・・いや、本当に・・・)
敷地内には炭鉱殉職者の慰霊碑もありました。
旧二坑墓地にあったものを昭和51年8月15日に此処、慰霊の園に移したと記されています。
資料館を見学した後は周辺にあるというボタ山やホッパー、坑口を見に行きたかったのですが、完全に道を間違えまして・・・
山住炭鉱の巻揚台座を車内からパシャリとして、この日の撮影は終了。
今秋~今冬にはまた長崎へ行きたいが、その前にきちんとした資料や書物を入手したい所です。
最後まで読んで頂き、有難うございます。
【撮影機材】
Canon EOS 6D
Canon EF17-40mm F4L USM
TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)