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はじめまして

 もう息子も二十代後半までに成長し、私も40年の会社勤めを終え、退職した身分となりました。即ち、時間が出来たこともあり、これまでの経験を、必要とされる方々に共有させて頂ければと、noteに投稿させて貰いました。
 私にとって第一子でしたので、それなりの期待と不安をもって、その誕生を迎えました。誕生後は、幼児検診が定期的に設けられていますが、その機会を迎える毎に、成長への不安が増していったことを覚えています。最近再放送されたNHK朝ドラ「ちゅらさん」で、主人公エリーが子供を産み、沖縄の実家から東京に戻る際に、母親から、「他の子どもと比べてはだめさ」との一言がありましたが、これが子供の獲得能力を、他の子供と比べてしまうんですよ。比べて、早めに出来ていると、安心するのですが、ちょっとでも遅れていると、非常に不安になるのです。
 彼の場合、ハイハイとか歩行とかの運動能力的には、特段の遅れは無かったのですが、発語が遅くなっていました。3歳くらいから各種リハビリ訓練を受けましたが、小学校入学前には、「最重度の療育手帳」の交付を受け、結果的に、明確な言語を獲得出来ませんでした。従って、小学校からは支援学級、中学から高校までは、特別支援学校に通わせていただきました。
以後の記事では、彼の成長の記録を記述させていただき、成人後の生活状況も合わせて、似た境遇のご両親、ご家族と共有させて頂きたいと思っています。


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