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【映画】ワイルド・スピード ジェットブレイク - FAST & FURIOUS 9 THE FAST SAGA

マーベル映画も順次公開され始めたのでそろそろ映画館での公開ペースも上がると期待している中、ずっと見たかった本作品、ようやく見に行くことができました。8月のお盆休みくらいには見に行こうと思っていたのですが緊急事態宣言でなんとなく外に出るのが憚られて遠慮しちゃっていたんですね。

ゴージャスな出演陣

主役陣が結構な人数なので、全員をそろえて撮影するのはたいへんだと思いますが、そこはストーリーでうまく捌いてますね。世界各地を跳ぼ回りつつ、ドムが宿敵との戦いをメインに据えつつ、ローマンとテズのお笑い担当でテンポをうまく撮ってます。

今回ようやく三作目で東京を舞台に活躍したメンバーたちが本編に合流しますが、彼らとハンの再会がさらっと描かれているのは、あえてですがグッとくるものがありました。ちなみにこのTOKYOメンバー、パンフレットでメンバー紹介されていないんですよね〜、寂しすぎる、というかパンフレット映画を好きな人が買うんだからもうちょっと映画をしっかり掘り下げてほしいなぁ〜

女優陣はレティとミアの2大看板に、これが三作目となるラムジー、シャーリーズ・セロン演じるサイファー、アンナ・サワイが絡みます。

今回ドムが戦う弟ジェイコブ役を演じたジョン・シナはプロセスのスーパースターですね。あの腕で殴られたら普通一発で入っちゃうと思うんだけどなぁwww

他にも”ママ”ヘレンミレン、”ミスターノーバディ”カートラッセルが引き続き登場。

私は大好きなヨンドゥをガーディアンズオブギャラクシーで演じたマイケル・ルーカーのバディをみのがしませんでしたよ。髭でちょっとわかりにくかったのですがあのしゃべり方でピンと来ました。いい味出してますよね、相変わらず。一緒にコロナビール飲みたいなぁ〜

見どころ2つ

超強力な磁石を使ったアクションをこれでもか、とぶっ込んできていますが見ているとこれが本当にうまく使われています。毎回突飛なアイデアをよくもこれだけ考えつくなぁと思いますが今回もこのアイデアに感服です。めっちゃ面白いです。

もう一つは英語の原題、SAGAと書かれている通り、トレットファミリーストーリーを紡ぐ上で原点となるレースが描かれていますが、すごくよかったですね。映画館のスクリーンと大音響で見ることができてとてもよかったです。

この父親のやっていたレースについては事前の映画のCMなどからは窺い知れなかったので、いい意味で裏切られたというか、純粋に映画を楽しむことができました。

そういえばこれを見て昔見たトムクルーズの”デイズ・オブ・サンダー”を思い出しました。結構好きな映画だったのですがトップガンが当たりすぎた後だったのでちょっと扱いが良くなかったのが残念だったなぁと当時感じたのを思い出しました。

蛇足ついでにこのデイズオブサンダー、主題歌をホワイトスネイクのデビッド・カヴァーデイル御大がソロで歌っていて、そちらも好きでした。

Bの存在

でも映画の最初から最後までずーっと気になっていたのはブライアンの見えない存在。ドムの子供がリトルBということでブライアンだし、ミアとの会話でも端々にブライアンの存在を匂わせて、ラストに彼の好きな青の車で乗り付けるシーンだけをチラッと見せられたところでは思わずポロッとなってしまいました。

忘れちゃいけないあの人

何を?いや、誰を?ですよ。ハンが死んだことになっていたけどそれをやったのは誰でしたっけ?そう、ジェイソン・ステイサムです。落とし前をつける必要があるということはわかっているはず。皆さん、映画館はエンドロールが終わるまで立ち上がらず最後まで見ましょう。

音楽も最高!

このシリーズの魅力にレースやカーアクション意外に大事なものとして音楽が欠かせません。今回もサウンドトラックをぜひチェックしてください。いいノリしてますよ!

ということでノリノリなワイスピ9、このシリーズも残すところ後二作ということですが、他にもスピンアウトするなどしてまだまだ続けてほしいですね。

おすすめ度:★★★★★(文句なしにたのしめます!)

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