【Zaurus】MI-310カラーポケットザウルス
MI -C1に続けてMI-310をご紹介します。これは所有していた頃物足りなさを感じたものの後から実はそれなりの良さがあったなぁ、と手放し後悔していた名機の一つです。
ではなにが名機といわれる由縁なのか、MI-C1よりもこちらを好む人が多いと言われているその理由はこの機種が最後の単3乾電池で動作するZaurusだからです。
電池駆動と反射型液晶
元祖ZaurusのPIシリーズは電池駆動が基本でしたが、パワーザウルスMI-610DCは専用リチウム電池でした。でもカラーポケットは反射型液晶という低電力消費を武器に電池での駆動を実現しています。少し暗いので老眼となったいまでは使うのが厳しいかなぁ、と思いましたが、フロントライトをつければ十分イケます。
デザイン
MI-610よりもかなり小ぶりになった筐体、天板上にモデムの口を持ってきて、ケースカバー兼液晶カバーはゼロハリバートン風です。そして左手で持つ場合親指がくるところは色の違うプラスチックが配されていて、アクセントになっています。
新UI(メニュー・機能)
カラーポケットの特徴とも言えるのが液晶横にタッチメニューとして用意されている固定メニューの簡易的な構成です。左側にオリジナル、MOREという大きなタッチボタンでメニューにアクセス可能としつつ、スケジュールやアドレス帳など機能へのアクセスができるものはありません。思い切ったメニュー構成はシンプルで、これはこれでアリかもしれません。
ハードウェア
ハードウェア的にはMI -610DCがPCM/CIAカードインターフェースでカメラを増設できるのに対し、この世代ではCFカードスロットを実装しています。
ソフトウェア
それほどほかのZaurusを大きく違っているようには思えませんが、微妙に細部で違うかもしれません。違っていても気づいていないだけかもしれませんが。
MOREソフトはPC連携またはCF経由で入れることができます。Windows 2000やXP機は手元にないので取り急ぎはCFでの取り込みになりそうです。
MI -C1はとても完成された、凛として美しさを纏っていますが、このMI-310はデザインから推測すると、アクティブに使ってもらうことを想定したのではないでしょうか。
おすすめ度:★(マニアックすぎて勧められませんがもしこういうのが好きでしたら2〜4はあげられるんですが….)
何度も言いたい。Sharpさんには今の時代、技術でできるレベルのZaurusをもう一度やってほしいなぁ
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