【映画】イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 The Imitation Game
カンバーバッチ君主演、第二次世界大戦のドイツ軍の暗号を解読したアラン・チューリングの実話に基づいた映画です。
結構前から見たかったのですがようやくコロナで巣篭もりになってみる事ができました。
抑えた色調は戦時中の雰囲気なのでしょう。それと映画全体に流れる彼の秘密に対する意識とかも表しているのかもしれません。
コンピュータ、IT関係をしていると今のコンピュータはすべてノイマン型と言われるのですが彼の発想はそれにも通じるとか。
第二次世界大戦中ですから1930年代後半〜40年半ばまで、ということは今から80〜90年も前にそんなすごいことを考えていた人がいたのですね。すごいですね。他にも驚いたのはドイツの暗号ってそんなにすごかったんだ、ってことや、ハイルヒットラーみたいなお決まりの言葉で暗号が崩れた、とかいう話。事実の方が小説に勝るとはまさしくこのことでしょう。
カンバーバッチ君の演技は狂気を孕んだ人にはもうぴったり。いい味出してます。
共演キーラナイトレイは美しく見ていて引き込まれますね。
サイバーセキュリティが非常に重要な今日、これを見て私はもっと暗号解読の理論とか突っ込んだ話を知りたくなったのでネットで調べたり、本を読んで見たくなりましたね、チューリングさんのこと。
オススメ度:★★★☆(3.5)
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