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2025#009【洋楽】ちょっと古いサントラ色々

最近85年前後の洋楽にハマっている、と書きましたが今回もその続きです。この頃の洋楽は映画のサントラと連動してヒットすることが多かったですね。というわけで今回はサントラ特集です。

まずは超有名なフットルース。それからダーティーダンシング、この2枚はめっちゃくちゃ流行りましたね。最後は少し地味目なオーバーザトップです。

Footloose

ケヴィン・ベーコンのダンスに痺れましたね〜

収録曲

  1. Footloose/Kenny Loggins

  2. Let's hear it for the boy/Denice Williams

  3. Almost Paradise…Love Theme/Mike Reno and Ann Wilson

  4. Holding out for a hero/Bonnie Tyler

  5. Dancing in the sheets/Shalamar

  6. I'm fee (Heaven helps the man)/Kenny Loggins

  7. Somebody's eyes/Karla Bonoff

  8. The girl gets around/Sammy Hagar

  9. Never/Moving Pictures

Footloose、足を緩くする?ってどう言うことって思いましたが、足をゆる〜くする、動かす、つまりダンスってことなんですね。英語って面白いな〜って思ったタイトルでした。

当時まだ高校生でLP(CDはまだない時代)を一枚買うとお小遣いがなくなっちゃうので、兄弟でお金を出しあって買ったような記憶があります。カセットテープにもダビングしてその後はラジカセやウォークマンで聴きまくってました。

店頭で話題になっていたのでアルバム(もちろんLP!)を手に取り、裏返して曲とアーティスト紹介をみるともうこれは買うしかないと思わされました。錚々たるメンツなんです。ケニー・ロギンスはこのフットルースとトップガンの2作で超有名になりましたが他にもいい曲がいっぱいで、結局このアルバムからは1、2、3、4、5がシングルリリースされてヒットしました。今のストリーミングのようにアルバムから個別にシングルにならなくてもヒットするような仕組みはなく、シングルにならないとヒットにならなかった中でこれはすごいですよね。

タイトルトラック1はケニー・ロギンスで、ギターの出だしが強烈でもういきなりハイテンションにしてくれますね。続く2のデニースウィリアムスの一曲はホイットニーヒューストンのアップテンポの曲とかと被りますね。街の有線とかでよくかかっていたので、みんなこの曲好きでリクエストが多かったんじゃないかな〜と思います。3のパラダイスはカナダのバンドLoverboyのマイク・レノ、Heartのアン・ウィルソンのデュエットという贅沢な組み合わせ、二人とも好きなヴォーカルで、たまらない一曲です。

4はテレビドラマのスクールウォーズで日本語カバーが主題歌にもなり有名になりましたが、やはり原曲ボニータイラーの迫力ある歌いっぷりが好きです。5のシャラマーはジョディ・ワトリーの在籍していたグループで、おしゃれなグルーヴ感がいい感じです。6はケニー・ロギンスの2曲目。この曲もカッコよくて大好きです。I'm Freeという曲のタイトルをすごく感じられる、心の、魂の解放を感じられます。

7はちょっとおとなしめですが、カーラ・ボノフですよ!イーグルスメンバーとかJDサウザーとも親交があり、一緒に活動したりしていた人でしっとりですが、いい曲ですね。8はミスターサントラ、Sammy Hagarのキレのいいロックです。いいですね、やっぱり。そして締めくくり9はネヴァネヴァネヴァって下りが好きでよくききました(これもピンクレディーの未唯がカバーしてますね)。

本当にヒット曲、いい曲満載、金太郎飴アルバムです。Must have Albumの一つです。

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(映画も見ると⭐️はもっと増えますね)

Dirty Dancing

パトリック・スウェイズがめっちゃかっこいいんです。

収録曲

  1. BE MY BABY/THE RONNETS

  2. BIG GIRL DON'T CRY/FRANKI VALLI & THE FOUR SEASONS

  3. MERENGUE/MICHAEL LLOYD & LE DISC

  4. TROT THE FOX/MICHAEL LLOYD & LE DISC

  5. JOHNNY'S MAMBO/MICHAEL LLOYD & LE DISC

  6. THE TIME OF MY LIFE/THE JOHN MORRIS ORCHESTRA

  7. WHERE ARE YOU TONIGHT?/TOM JOHNSTON

  8. DO YOU LOVE ME/THE CONTOURS

  9. LOVE MAN/OTIS REDDING

  10. STAY/MAURICE WILLIAMS & THE ZODIACS

  11. WIPEOUT/THE SURFARIS

  12. HUNGRY EYES/ERIC CARMEN

  13. OVERLOAD/ZAPPACOSTA

  14. HEY BABY/BRUCE CHANNEL

  15. DE TODO UN POCO/MICHAEK LLOYD & LE DISC

  16. SOME KIND OF WONDERFUL/THE DRIFTERS

  17. THESE ARMS OF MINE/OTIS REDDING

  18. CRY TO ME/SOLOMON BURKE

  19. WILL YOU LOVE ME TOMORROW/THE SHRELLES

  20. LOVE IS STRANGE/MICKY & SYLVIA

  21. YOU DON'T OWN ME/THE BLOW MONKEYS

  22. YES/MERRY CLAYTON

  23. IN THE STILL OF THE NIGHT/THE FIVE SATINS

  24. SHE'S LIKE THE WIND/PATRICK SWAYZE Featuring WENDY FRASER

  25. KELLERMAN'S ANTHEM/THE EMILE BERGSTEIN CHORALE

  26. (I'VE HAD)THE TIME OF MY LIFE/BILL MEDLEY & JENNIFER WARNES

今回はULTIMATE DIRTY DANCINGということで、オールディーズも色々と含まれているバージョンでした。

全曲流石に紹介する体力はないので、気になった曲をつまみ食いしますのでご容赦を。6と26がテーマ曲になります。スケール感があって、王道をいくポップスの名曲だと思います。このアルバムからはこのタイトル曲以外にも3曲ヒット曲が出ています。12のHUNGRY EYESでEric Carmen、それから21のThe Blow MonkeysのYou Don't Own Me、最後は24で主演のPatrick Swayzeが歌うShe's Like The Windです。私はこの曲が一番で好きで、カセットテープで買っていたこのアルバム、そこだけをなん度も聴いていましたし、いっぱい好きな曲を集めたカセットにダビングしては聴いていました。とても切ない気持ちになる、深い曲です。うまくはないけど味のある歌声で、演技と同じですね。

Patrick Swayze、大人の色気があっていい俳優でしたね。病気亡くなりとても残念です。

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️(日本ではあまりヒットしていなかったかもしれませんがいい曲がいっぱいですし、映画もすごくいいのでぜひ合わせてみていただきたいです)

Over The Top

見てるだけで血管ブチ切れそうな感じ、アツいです。
映画は単純明快、そう言うのでいいんですよね、娯楽映画って。
スタローンが帽子をくるって回したら、本気モードです。

収録曲

  1. Winner Takes It All/Sammy Hagar

  2. In This Country/Robin Zander

  3. Take It Higher/Larry Greene

  4. All I Need Is You/Big Trouble

  5. Bad Nite/Frank Stallone

  6. Meet Me Half Way/Kenny Loggins

  7. Gypsy Soul/Asia

  8. The Fight/Giorgio Moroder

  9. Mid Over Matter/Larry Greene

  10. I will Be Strong/Eddie Money

シルベスター・スタローンのアームレスリング(腕相撲)映画のサントラです。当時は1の主題歌しか覚えていなかったのですが、Sammy Hagar祭りの際に見直すと結構いい曲入ってるかも、と思い、購入しました。

1はSammy Hagarのソロではありますがエディーヴァンヘイレンがギターとベースを、モントローズ・ハートのドラマーであるデニー・カーマッシを、他にもリッチー・ジィトーなどがバックを固めています。いい曲ですね。実に彼らしいアメリカンロックです。

2はチープトリックのヴォーカル、ロビン・ザンダーです。いい声してますね。他にもスタローン弟のフランクやエイジア、トップガンのサントラでもThrough The Fireを歌っていたラリー・グリーン、エディー・マネーとアメリカンロックが散りばめられた実にバランスのいいアルバムです。

はてどういう人が関わっているのか、とライナーノーツを見ると作曲やプロデユースでGiorgio Moroder(ジョルジオ・モローダー)がいい仕事をしたようですね、納得。単なる曲の寄せ集めといった感のあるサントラではなくて、良質なアメリカンロックの一枚としても楽しめる、いいアルバムですね。

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️(重厚長大ではなく、しっかりロックだけどサクッと楽しめる、そんな一枚です。機会があれば映画もぜひみてください。)

以上85年前後の洋楽✖️サントラで選んだ3枚をご紹介しました。


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Ordinary Life
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