【映画】MARVEL/ETERNALS
シャンチーを見てMARVEL熱が上がったのでAVENGERS、 AGE OF ULTRON、BLACK PANTHER、Dr.STRANGE、SPIDERMAN:HOME COMINGあたりを見直してました。そしてCAPTAIN AMERICAシリーズをようやくブルーレイで見終えたので最新のエターナルズを見てきました。
感動を整理するのにちょっと2週間ほど経ちましたがバタバタしてなかなか書く時間を取れなかったのですが、ようやくまとめることが出来ました。
ずばり、面白かったです(ただこれをいうだけに時間がかかった訳じゃないです)。
各所の紹介に挙げられている10人のヒーローたちが整理できるのか、壮大なストーリーと聞いているが面白いのか?など色々とわからないまま見始めましたが、いやいや、このクロエ・ジャオ監督すごいじゃないですか。
さて一部ネタバレするので嫌な人は続きを読まないでくださいね。
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壮大な物語
宇宙はセレスティアルズという神様みたいな存在が生命の種を飛ばし、銀河・生命を育んでおり、その生命をデヴィアンツという魔物から守るために遣わしたのがエターナルズたちです。
サノスとの戦いの後、それまで長いこと出てこなかったデヴィアンツが急に現れ、後7日で地球が滅ぶというのですからさあ大変、エターナルズの出番です、ということなのですが...
ことはそう単純ではないのが映画の面白いところです。さてここからは登場人物を見て行きましょう
セルシ:ジェンマ・チャン
この女優さんはキャプテンマーベルにも出ていたけど完全に別人で主役です。今回は地球人に紛れて暮らしているので見た目も地球人そのまま、ということで美しい顔をそのまま見ることが出来ます。
クールな感じがするアジアンビューティー、いいですね!
スプライト:リア・マクヒュー
セルシと地球人ライフをエンジョイしている可愛い相棒のスプライト。彼女の特徴としてずーっと子供な姿のまま、というのがあります。他のエターナルズの皆さんはそこそこ大人のいいところまで成長してますが、なぜか彼女だけは子供のまま。美しくモテるセルシのことをきっとずーっと羨ましく思っていたんだろうなぁ。
この役にこの女優はピッタリだと思いました。とってもチャーミングです。
エイジャック:サルマ・ハエック
エターナルズのリーダーで唯一セレスティアルズとコミュニケーションをとることが出来ます。デヴィアンツに襲われてしまい永遠のはずの命を奪われてしまい、しかも彼女の知性、能力までを奪われることでエターナルズに危機が訪れるのですがもう少し彼女の活躍を見たかったと思う人は多いのではないでしょうか?
イカリス:リチャード・マッデン
エターナルズ最強の戦士イカリス、飛べるし目からビーム出るし最強です。戦士として忠実に任務を遂行するのはゲームオブスローンズで注目されたリチャードマッデンです。
セルシと一度は結婚していたのに別れてしまった旦那。デヴィアンツから襲われたところを颯爽と現れて助けてくれますね。
しかし美男美女、相思相愛のカップルなのになんで別れるんでしょう...悲しい。
セナ:アンジェリーナ・ジョリーとギルガメッシュ:ドン・リー(マ・ドンソク)
もう紹介はいらないんじゃないかというこの二人が訳あって一緒に暮らしているという設定です。セナは心に問題を抱え、ギルガメッシュはそんなセナについて、甲斐甲斐しく世話をしているのですね。
セナはめちゃくちゃ強いのですが急に制御できなくなると周りを攻撃し始めちゃうので超危険。でもその理由も映画を見ていくとわかる、って寸法です。ほんとこの映画、よく練られていますし、クロエ監督の持って行き方、描き方は絶妙です。
アンジーのような大女優を主役ではなくこういう使い方するのかーって感じなので贅沢な映画だと思いましたが、アンジーならではの演技で、セナ最高です。
キンゴ:クメイル・ナンジアニ
ヒーローなのに映画スターになって人生をエンジョイしているキンゴ。この映画でコメディ部分を担当しています。彼についているマネージャーのおじさんがとても可愛いんです。見た人はみんな好きになるんじゃないかな。
なんだかしゃべり担当だからか、そう見えないのですが、イカリスくらいキンゴも強いようです。
ファストス:ブライアン・タイリー・ヘンリー
メカを担当し、人類の化学の進化・進歩に手を貸してきたファストス。なんでも作れる頭脳は人類の科学技術の進歩に大きく貢献してきたけど原爆を作って、広島に落としてしまったことにとても心を痛めて、今は夫と息子の三人で平和に暮らしているという設定です。
この映画では原作の男性を女性に変更したり、ファストスのように同性婚をしているなどLGBTQといったジェンダーの問題や人種の問題に向き合った設定を取り込んでおり、とても2021年らしいですね。もう今や避けては通れない、といったところでしょうか。
マッカリ:ローレン・リドロフとドルイグ:バリー・コーガン
マッカリは最速の速さで走れるのですが、耳が聞こえません(だから速く走ることができるという設定!)。その彼女と人のころを操ることができるドルイグは手話で(時にはアイコンタクトで)心を通わせていました。この二人にはもっともっと活躍のシーンを与えてほしかったですね。能力の関係でどうしてもイカリスやセナがメインになるのはわかるのですが。
ドルイグは人同士が戦うのをやめさせることができるのに、エターナルズのミッションとしてそれは許されないということからある時チームを離れてしまいます。
一人一人がものすごく長い年月の間人類と一緒に暮らしていることで感情移入するのは当然でしょうし、人同士の争いを止めることができる能力を持ちながらそれを使わせてくれないことに怒りを覚えて離反するのは仕方のないことだったのだと思います。
ちなみにドルイグですが、なんとなくフラッシュを演じているエズラ・ミラーと似ていると感じたのですが、そう思ったのは僕だけ?
全知全能の神セレスティアルズ、凶悪な敵ディヴィアンツはCGだから省くとして、その他の登場人物を見てみましょう。
エロス:...
なんとパンフレットにも載っていないサプライズとして公開3週間後?に上記画像がSNSに出ましたね。サノスの弟!(元?)ワンダイレクションのハリー・スタイルズ。彼の活躍は次回作に持ち越しですが楽しみですね。MCUフェーズ4、どこまで広げていくのでしょうか?
デイン:キット・ハリントン
イカリス演じるリチャード・マッデンとセルシという名前にGame of Thronesのつながりを感じていたら、本編ではキット・ハリントンまで出てるじゃないですか。こちらこそゲームオブスローンズの主役ですもんね。Winter is coming!!と思わず叫んでしまいました(すみません、わからない人は是非Game of Thrones見てくださいね)。
なんだかわざと?と思えるこのつながりには続きがあって、デインもどうやら何か秘密を抱えているような感じでしたね。でもそれはまたのお楽しみ。
いかがでしたか?登場人物をざっとみるだけでしたがこの映画のポイントの大部分はカバーました。ただしストーリーの大事なところにはこれ以上触れません。もうそろそろDisney+にも来るとのことですが間に合うなら是非劇場で見てください。迫力ある映画館で見た方が絶対面白いですから。
おすすめ度:★★★★☆(続きが早く見たいと思わせすぎ)
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