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私が会社を解散する理由

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2018年2月の記事一覧

私が株式会社イグジィットを解散するわけ

3年ほど前だったか、撮影の帰り、カメラマンの友人と青山のデニーズで遅いお昼を食べていたときのこと。 「瀬川は、仕事辞めようとしてる?」と聞かれた。 いやいや、なんで? 「そんな重要なクライアント切っちゃうってことは、仕事辞めようとしてるとしか思えない」 いやあ、切りたいということじゃないけど、降りたいのは間違いないわ。クライアントには「降りる」とストレートに断言したわけじゃないけど、条件出して、そうしてくれないと続けられないとは言った。役員にね。 ところが、その直後

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赤字といっても、いろいろあるけれど1991年3月に設立だから26期が終わって、解散時は27期。うち黒字は21期だから、ぜんぜん恥ずかしくない。ほとんどの会社は数期しか続かない。 25期の決算作業をしているときに、税理士事務所でそろそろ会社を終わりにしようと思ってるんです、という話をした。 税理士事務所だから内実はバレバレだ。ところが、辞めない方がいいと言われる。 辞める必要ないじゃないか。会社を終わりにするといっても、いろいろある。解散だって、にっちもさっちも行かなくな

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管理職が逃亡してしまうと、どうなるかおおげさに書いてるわけじゃなくて、モロバレしないようにぼかしたり、変えたりしているところはありますけど、大使館相手に、英語のできない私が専門外で役割外の、お金にならないことをやるのが、どれだけ大変でバカバカしいことか。 あるときリスクマネジメントの専門家が登場して、今回のコラボのリスクについて討議されていました。たとえば通訳の仕事をされている方でも、国家レベルのリスク関連用語をご存知でしょうか? 渋谷109前などでイベントを実施する前に

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世界で最も優秀だといわれた色の再現性が消えた?以前はデザイン事務所をやられていて、美大の先生になられた方と一緒にお昼を食べていたときのこと。かつては繊細なアートディレクションをお願いしたり、うちがウェブサイトの制作を依頼されたりと、同業者としてもっとも濃いつながりだった。 いまでもランチのお誘いがあるので、いい関係ではあると思います。 授業内容について話していて、印刷の話題になりました。 このところうちで手がけているような印刷は、ほぼネット専業の印刷サービスに入稿です。