でき太くん三澤のひとりごと その93
◇ 今を生きる子どもたちに伝えたいこと
今を生きる子どもたちに伝えたいことがあります。
今の「でき太くん」の仕事をはじめて約20年。
その20年の中で様々な経験をして得た、子どもたちに伝えたいこと。
それは「自学力」を向上させていくこと。
そして、毎日起きてくる様々な問題をひとつ一つ時間がかかってもよいから乗り越えて「自分」を磨いていくこと。
伝えたいこととして、すぐに思い浮かぶのは、この2つです。
「自学力」というのは、読んで字のごとく、自分で学習する力です。
自分で読み、考え、自分で身につける。
自分は何がわかっていて、何がわかっていないのか。
それをしっかり把握して、定着まで自分でトレーニングする。
これができると私たちは、どんどん新しい知識を手に入れ、自分を磨いていくことができます。
これはどんなに時代が変わっても、教育制度が変わっても必要な力。
これがあれば、どんな時代でも必ず自己実現の道がひらけてくると感じています。
つぎに、問題との向き合い方。
日々生きていると、本当に様々な問題が起きてきます。
いじめ、不登校、学業不振、友人関係、親子関係などなど。
こういった問題をひとつ一つ、ゆっくりでも時間がかかってもいいから、解決していく。
目を背けてしまうのではなく、向き合ってみる。
そうすることで、私たちは自分自身を成長させていくことができます。
できればだれもそんな問題は経験したくないですが、でもそれが、自分を成長させていくことにつながる。
自分自身が成長すると、私たちは少しずつ自分が好きになっていく。
自分が好きになると、私たちは自己肯定感を向上させていくことができる。
この自己肯定感が、私たちの自己実現の後押しをしてくれる。
そう感じています。
私の残りの人生は、あとどれくらいあるのかは定かではありませんが、今回書いた2つのことは、この先もずっと伝えていくと思います。
「でき太くん」は、自分で読み、考え、自分で問題解決をする学習材です。
つまり「自学力」を向上させていくために開発された学習材です。
「でき太くん」を学習するお子さんたちには、ぜひ「自学力」を向上させていくために活用していってほしいと思っています。
そして、自分ではどうにもできないような問題があったら、いつでも私に連絡をしてきてください。
私の20年近い経験が、少しは役に立つかもしれません。
その問題を、自分を成長させるために活かす道を一緒に考えていきましょう。