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神様への願いごと~第39話 パラグライダーで墜落 そして入院~

墜落してから2ヶ月と20日程が経った日の出来事です。

入院している病棟で、以前声をかけてくれたお婆ちゃんがまた声をかけてくれました。

↑声をかけてくれたお婆ちゃんとのエピソードはこちらから

用事があって廊下に出た所で、そのおばあさんにお話があると声をかけられたんです。

ホールのソファーに移動し、話を聞きます。
なんでも、日の流れや天候の関係で今日の日暮れ時に西の空にお祈りをすると神様がきっと叶えてくれる、だからお祈りをしたほうがいいとおばあちゃんが知り合いの方から聞いたそうなんです。そのことを是非私に伝えたいと思ってくださっていたそうです。それで廊下に出たら、丁度私が現れたとのことでした。

その気持ちがとても、とても、ありがたい。私もそのタイミングで丁度病室から出てこれてよかったです。これもなにかのご縁なんじゃないかなとも思いました。

なので用事を済ませて、すぐに西の空にお祈りをしました。
赤く染まる空。夕暮れでとてもきれい。お祈りをするには最高の瞬間だったんじゃないかなと思います。

お祈りを始めるまで何をお祈りするかは特に決めておらず、心のままにお祈りしました。心から素直に出てきたお願い。

「怪我が無事に治りますように。。。」

ただそれだけでした。
その時、自分で自分の本心を再確認できた。以前の投稿でも書いたように、今すごく不安を感じています。

自分はちゃんと自主リハビリで体をもとに戻せるのか?
実家拠点でちゃんと仕事をつくっていけるのか?
将来をちゃんとしていけるのか?
正直、、、不安だらけです。

でもこれって全部、自分次第のことなんですよね。

一方、
無事に骨がくっつくか。
手術で入れた金属がうまく骨と馴染むのか。
骨が強固になってくれるか。
そこは自分の力だけではどうにもならない。

心が神様に望んだ部分はそこだったんだと思います。

だから改めてお祈りしました。

怪我の治癒以外のことは自分でやっていきます。
なんとかいい方向に行くように自分で踏ん張って進めていきます。
だからお願いします。
怪我だけはうまく治癒しますように。
骨がちゃんとくっつきますように。
その先は見守っててください。
お願いします。

お祈りしているのをおばあちゃんはずっと見守っててくれていました。ありがとう。
おばあちゃんも「怪我がうまく治りますように」それだけをお願いしたそうです。


二人の願いが叶いますように。
入院生活はまだつづく。

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