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人生に絶望した出来事

社会人になるまで順風満帆(じゅんぷうまんぱん)な人生を歩んできたのに
まさか転落人生が待っているとは思っていませんでした。
かなり重い話になるので苦手な人はここでお帰り下さい。

カミングアウトから

10代の頃、見た目もファッションも大人っぽかった私は高校時代は恋愛経験も性体験も人並み以上に経験し、大学時代はそれはもう欲望のまま理性なく遊び散らかしてました。

沢山恋愛経験すれば男性を見る目を養えると思いがちだけどまったく違う。
自慢じゃないけれど私はとことん男性を見る目が無いのです。
軽薄で困ったちゃんな男性とばかり繋がってきました。

自分を大切にしてなかったから同等の男性しか寄り付かなかったのだろうと思いますし、ダメな男に惹かれてしまうのは私の癖だったのだろうと自覚してます。

絶望の始まり

私が高校生の頃、付き合っていた年上の先輩彼氏がいました。
彼は女好きで度々私以外の女性と関係を持ってしまい、良く泣かされました。
当時はまだピュアで一途だった私の恋愛観を歪ませた男。
大学時代は一度別れて別々の人生を歩んでましたが、社会人になってまた連絡があり、再び繋がる事になりました。
少しでも期待した私は愚かでした。人は簡単に変わらない。
結婚を視野に同棲を始めましたが、またしても彼は多くの女性と関係を持ち、ある時は私のクレジットカードを財布から盗み、勝手に使われた事もありました。
これ以上一緒にいるのは無理だと分かっていたのにお互い依存しすぎてなかなか別れられなかった。3年間彼に悩まされ続けました。

そんな中、ネットである男性と知り合いました。
沢山悩みや相談を聴いてくれて、助言もしてくれました。
この男性の存在が彼氏ときっぱりお別れする理由になり、彼氏と別れてこの男性と付き合う事になりました。
とても誠実そうに見えたし、2人で居る時もとても優しかった。
今度こそちゃんとした平和な生活が過ごせると信じて
半年間普通にお付き合いをし、その後同棲を始めました。

同棲して3日目…本性が現れる

同棲を始めると同時に定職についていない事が判明した。
いやなんでここに来るまでにもっと早く気付かなかったんだろう…。
やっぱり見る目が無い。
「職はちゃんと探す」と約束したが、なかなか定職についてくれなかった。
同棲生活3日目、突然男性がイライラし始め、理不尽な理由で私に酷くあたるようになりました。
自分の思い通りにならない生活と変化した環境、私に養ってもらっている事実にストレスを感じているようでした。

初めてDVというものを知った

次の日から暴行が始まりました。
気に入らない事があれば殴る蹴る罵声を浴びせられるようになりました。
暴行された後は「殴ってごめん、でもお前が悪いんだ。もう手出さないからごめん」と抱きしめて謝って来る

3日毎で暴行を受け⇒謝るのループ

顔を殴られて青あざで職場に行った時は流石に
同僚に気付かれました。
家で泣き、職場で作り笑いをしながら地獄の生活が半年間続きました。
毎日監視されていたのと、お金を持たせて貰えなかったので逃げる事も出来なかったし、次第に逃げ出そうという気力もなくなりました。

こんな命いらない

誰にも必要とされない、誰からも愛されない、誰も私を見ようとしない
誰も助けに来ない、誰も私を救えない。
どんどん自己肯定感が失われていった。

考える事をやめた。
息をするのもやめようと思った。
負の感情も悲しい感情も怒りも何もなくなり
ただ、そこにあるのは虚無だけ。

ある日、もう日も暮れて薄暗くなってきた頃
一人になる時間が出来た。
男性はその時どこに行ってたのか思い出せない‥
この頃の記憶は思い出せない事が多い

覚えているのは、この後裸足で道路を歩いている自分
死に場所を探して彷徨ってたのか…
誰かに助けてほしかったのか…分からない

ひたすら裸足で歩いてたこの後の記憶が無い

その後覚えてる記憶は実家に戻っている自分
両親に抱きしめられている自分

とにかく私は命拾いした。


最後まで読んでくれてありがとうございました
次回はその後のお話しをしたいと思います


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