インドネシアの病院 凄い、を体感。
こんにちは。今日は行ってきました、インドネシアの一般病院へ。
すごい、とは聞いていたものの、自分は今まで体験したことがなかったんですね。ですが今回は体験しました。凄かったです。
今日の病院へ行くために実は昨日から準備をしました。まずはプスケスマスという移住地域にある保健所?みたいなとこへ行き、息子の病気の症状を見てもらいました。ここには先週も来てお薬をもらいました。しかし息子の症状はあまり改善していないため、一般病院に行くための紹介状をもらうことが目的でした。3時間待ちの後、無事に紹介状を手に入れました。そうして挑んだ今日。小学生組2人を学校へ送り出し、その後病院へ直進しました。急いで急いで。
病院到着8時。なかなかいい感じです、と病院の受付に行くまでは思っていました。しかしそう思ったのも、つかの間でした。
受付番号をとって唖然としました。なんと86番ではないですか。
「え?私、急いできたよね、今 8時だよね、86番?何この番号?」
もう一度その番号を見ましたが、やはり86番。周りを見回すと、おじいさんやおばあさんがじっと座って待っています。あ、これがみんなが言っていたことなんだと悟りました。でもでもインドネシアの病院事情を体感するのは、これからが始まりでした。この道に乗っかったならば、もう逃げられないのでした。
まずは息子が飽きないように中庭へ連れて行きました。そこには石でできたベンチとその周りには色鮮やかなブーケンビリアが咲いていました。
いや、正直に言うと、ブーケンビリアと時計草がお互いに絡み合って茂っていました。誰一人中庭に出ている人はいません。みんな鉄でできた細くて硬そうな椅子にじっと座ったり、横になっていました。私はとにかく息子の機嫌を取ることで精一杯でした。息子は時計草を見つけ、ふわふわした毛で覆われた丸いボールみたいな中に実があることを発見しました。時計草のふわふわしたのを集めてはベンチに置きました。そしてふわふわを開け、中にある緑の実を取り出しました。自分はコックさんだーと言って、彼の料理が始まりました。 (続く)