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助け合いと認め合い
映画「パレードへようこそ」を見て思ったこと。
ストーリー
マーガレット・サッチャー政権下の1984年夏、ロンドン。炭鉱労働者のストライキの報道を見たマーク(ベン・シュネッツァー)は、彼らを救済すべく仲間たちと募金活動をすることに。しかし、ゲイとレズビアンの活動家グループであるマークたちが必死でかき集めた支援金を受け入れる炭鉱団体はなかった。それでもマークたちはめげず、労働者たちに直接寄付金を渡すためロンドンからウェールズへ向かう。ストライキ中の炭鉱労働者支援に立ち上がったロンドンのLGSM(ゲイとレズビアンの活動家たち)の若者たちと、ウェールズの炭鉱労働者の交流をつづる感動作。
この映画は、実話に基づいた作品です。約35年も前にイギリスではゲイパレードが行われていたと考えると、日本のLGBTQ+への理解どの低さに驚きます。
なぜ、日本人は他人と同じことを好み、普通でない人を拒むのでしょうか?
そもそも普通が何かもよくわからないのに。
この映画を見て印象的だったのは、マークの思いやりです。そして、それを受けて炭鉱労働者の方が言った、「彼らはお金ではなく、友情をくれました」と言うセリフです。
逃げも隠れもせず、常に堂々と自分や自分の行動に誇りを持っていたマークは本当にかっこいいなと思いました。
ただ、困っている人を助けたいと言う思いから、素敵な友情が生まれ、たまたまかもしれませんが、その村ではゲイやレズに対する偏見や差別の目がなくなりました。
この映画のように、多くのことを認め合い、助け合って生きていけばもっと素敵な世の中になるのではないかと考えました。
他人を理解できずに批判するのではなく、理解できないのは自分のキャパの問題であって、理解できないながらに認めようとすることが大切だと思います。
今度他人に対して不満を抱いてしまった時は、心の中でそう考えて見てください。
他人を批判したって何もいいことなんて起こらないので。
最後まで読んで頂きありがとうございました。