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子供の「やだ」に対する大人の対応

こんにちは。きらどんです
今日は「子供のやだ」に対しての大人な対応について考えていきます。

早速、二人に話し合ってもらいましょう


アキラ: サクラ、最近うちの子が何を言っても「やだ!」って言うんだけど、どうしたらいいんだろう?片付けなさいって言っても、すぐ「やだ!」って反発するんだよ。

サクラ: それ、よくあることよ。子供は自分の気持ちを表現するために「やだ!」って言うことが多いの。まだ言葉で上手に説明できないから、簡単な言葉で自分の意思を伝えようとしてるのよ。

アキラ: そうなんだ。でも、毎回「やだ!」って言われると、正直イライラしてしまうんだよな…。どうしたらいいの?

サクラ: まずは、アキラがその「やだ!」の背後にある気持ちを理解して、共感してあげることが大切よ。たとえば、「そうだよね、今は遊びたいよね」とか「片付けるのは面倒だよね」って、子供の気持ちを認めてあげるの。

アキラ: なるほど、まずは気持ちを理解してあげるんだね。でも、それだけでうまくいくのかな?

サクラ: もちろん、それだけじゃ足りない時もあるわ。でも、共感した後に、次のステップとして選択肢を与えるのも効果的よ。「今片付ける?それとも5分後にする?」って聞いてみると、子供も自分で選べる感覚が持てるの。

アキラ: 確かに、「今すぐやりなさい」って言うと反発されることが多いかも。選択肢を与えることで、子供も少し安心できるのかな。

サクラ: そうね。自分で選べるって感じることで、少しずつ自分の行動に責任を持つようになるわ。それと、ルールを一貫して守ることも大事よ。毎回対応が違うと、子供は混乱しちゃうからね。

アキラ: そうか、ルールがしっかりしていないと、子供も何を期待していいのか分からなくなるんだな。でも、ルールを守るって難しいよ。時々は甘やかしたくなる時もあるし…。

サクラ: 柔軟さも必要だけど、基本的なルールはしっかりしている方が子供にとっても安心よ。例えば、夕食の前には必ず手を洗うって決めたら、それを守らせるの。

アキラ: うん、それはわかる。あと、どうしても「やだ!」って言われた時、他にいい方法はないかな?

サクラ: 代替案を提示するのもいい方法よ。たとえば、「歯磨きが嫌なら、今日は新しい歯ブラシでやってみる?」とか、「じゃあ、一緒にやってみようか?」って工夫してみるの。ちょっとした変化で、興味を持ってくれることがあるわ。

アキラ: なるほど。いつも同じやり方だと飽きちゃうから、少しアレンジするだけでも効果があるんだね。

サクラ: そうそう。あとは、子供のペースを尊重することも大切。急かすと余計に反発することがあるから、少し時間を与えてあげるのもいいわ。「少し休んでから片付けようか?」って言ってみるとかね。

アキラ: 確かに、急かすと余計に「やだ!」って言うかも。少し余裕を持たせるんだね。

サクラ: そうよ。そして最後に、アキラ自身の感情管理も大切よ。子供が「やだ!」って言った時に、アキラが感情的になっちゃうと、子供もそれに反応してしまうの。冷静に対応することで、子供も落ち着いてくれるわ。

アキラ: そうだよな…ついイライラしてしまうけど、大人が感情的になると逆効果なんだね。

サクラ: その通り。子供の「やだ!」は成長の一部だから、焦らず、少しずつ対応していけばいいのよ。

アキラ: ありがとう、サクラ。なんだか少し気が楽になったよ。次に「やだ!」って言われても、冷静に対応してみるよ。

サクラ: それが一番よ。頑張ってね、アキラ!

はい、というわけですが
この「やだ」って本当にイライラするんですよね
仕事の後や家事の後、さあ、これから寝ようというときに「やだ!まだ遊ぶ」なんて言われるとブチ切れること多々です

こういうときブチ切れるのは「未熟な対応」に他なりません。
職場で部下のミスなどに対して圧倒的に糾弾してくるような上司を「できる人」と思うでしょうか?

あるいは店員やお店の対応が悪かったとしてものすごい勢いで「クレーム」をいうような人を「この人はできる人」と思うでしょうか?

あり得ませんよね。大抵は「そこまで怒る必要ある?」って思うでしょう。

こうやって「怒り」を使ってくる人に対して、人というのは「未熟だ」っていうのをよく知っています

そして、当然それは「自分」もよく知っています。だから、特に子供に対して起こってしまったような時は一番自分が疲労感と罪悪感を感じます

「怒り」を抑える。自分の感情を管理するというのはとても難しいものですが、それを覚えておくだけで少しだけ「怒る」というのを少なくすることができます。

子供もそうですが、自分もまだまだ未熟です。それを認めて反省すべきことは反省して少しずつ自分も成長していくことが「子供のやだ」に対しての対応策となります


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