弱肉強食
弱肉強食。
それが世の理なら、子供は食い尽くされるよね。
子供は、大人より、弱い。
どうしたって、弱い。
力も、体力も、考える力も。
強い力がありさえすれば、強権をふるうことも是とされるなら。
「自分を大事にして。」
「褒められない?褒められるとか褒められないとか、関係ないんだよ。」
「あれが苦手?そんなのあたりまえ。すべてのものが得意な人なんていないよ。得意になる必要もない。」
「それが好きなの?なら好きなだけやればいい。」
自分より弱いものに力をふるいたくなるのは、人の本能なのかな。
本能だとしても、抗いたいな。
動物は、食べるために。
人は、食べるため、だけ•••?
それは何も、子供と大人の関係だけにとどまらず。
なぜいつまでたっても、世の中の仕組みは変わらないんだろう。
自分を、大事にしてね。
自分を心から、大切にして。
弱い自分も、汚い自分も、ズルい自分も、ちゃんとギュッと抱きしめてね。
そうして本当に大事にできたなら、今隣にいる、あなたと同じ命ある人のことも、きっと大事に感じられる。
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