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#10ベトナム寝台列車の旅(その3)|おいしい食事にありつけるための覚書
旅の楽しみと言えば、やっぱり食事!ですが、時にハズレを引き続ける沼にはまることも。
今回は食堂車での思わぬ出来事や持ち込み食料での工夫についてご紹介します。
持ち込み食料での準備
長時間の鉄道旅行ということで車内での食事をしっかり準備して持ち込みました。出発前、駅近くの屋台でバインミーを購入し、カップ麺、ビール、水、お菓子も持ち込みました。
これで、車内でもしっかりとした食事ができると思っていたのですが、予期せぬ問題が。
カップ麺を作ろうとしたものの、持参したポータブル湯沸かしポットがうまく機能せず、お湯を沸かせないということが判明。
電圧変換器の出力が低かったようです。
湯沸かしポットを持参される方は注意してください。
列車の何両目かの通路にお湯が出る給湯器があったので、衛生面が気にならない方は、その湯を使うのもいいかもしれません。
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結果、夜は駅近くで買ったバインミーで簡単に済ませることに。
そのバインミーもパンはかたくて、具は少なく味がなく、ほんのり肉のくさみが香る、、といったひどいお味でした。
発車時刻が迫っていたので、バインミーのお店の人に調理を急いでもらいましたせいかしれません。
事前においしいバインミーの店に寄って買っておけばよかったです(後悔)。。
食堂車での朝食体験
翌朝、朝食をとりに、また車内探検も兼ねて食堂車へ。
子どもはまだ寝ていたので私ひとりで。
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食堂車へ入り、食堂のスタッフのおじさんにフォーが食べたいと伝えました。
とても嫌な顔をされ、何度も時計を確認しては、呆れた表情でこちらを見てくる様子でした。
しばらくしてようやく席を指差し、座るよう指示されました。
フォーを頼んだつもりだったのに、出てきたのはなぜかフライ麺でした。
しかも、味は驚くほどまずく、がっかりしました。
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再びのフライ麺
部屋に戻ると、食事を運ぶカートがどんどんとドアを激しく叩きながらやってきました。
そこには先ほどの食堂のおじさんもいました。
メニューがベトナム語で書かれていたので聞くと、「フライヌードル!」の返答。
まさかのデジャブ!
あのまずいフライ麺の味を思い出すはめに。
慌てて「フォー」を頼みました。
お釣りのトラブルとまずいフォー
フォーを3つ注文し、120,000ドンを支払うことに。
しかし、手元に大きいお札しかなかったため、200,000ドン札を渡しました。
すると、返ってきたお釣りはなぜか半分しかない。
スタッフに指摘すると数枚の札が返てっきましたが、
それでも足りませんでした。
結局、圧倒されてしまい、それ以上は言い返せずあきらめました。
肝心のフォーのお味はと言うと、
こんにゃく麺のように丸細い麺に、コクないスープ、中にまずい肉団子も。
これまた、まずいものを当ててしまいました。
上にのっているハムだけまあまあおいしかったですが、、
フォー好きの子どもたちも嫌がって食べなかったので半分以上残してしまいました。
唐辛子ははじめ付いておらず、カートを追いかけてもらいにいきました。
ライムはなかったです(残念)
薬味は自分で言わないとくれないので注意ですね。
箸は付いてきました。
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停車駅で買った朝食が救いに
食堂車へ行く前のこと。
朝の7時ごろ停車駅に止まったとき、小さな売店が並んでおり、美味しそうな料理を売っている店を発見。そこでお米を使った料理を購入しました。
これがとても美味しく、今までの食堂車での不満が一気に吹き飛ぶほどでした。「もっと買っておけばよかった!」と後悔するほど、その味は格別で、旅の疲れが一気に癒された瞬間でした。
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まとめ
ベトナム南北統一鉄道の旅では、車内での食事は決して快適ではなく、トラブルに見舞われることもありますが、明け方に立ち寄る停車駅で食事を買うことができます。
次回はもっと事前準備をしっかりとして、停車駅の食事を堪能しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^