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♯09ベトナム寝台列車の旅(その2)|車内設備と過ごし方

ベトナム統一鉄道の車内設備の情報はあまりネットに乗っておらず、子連れと言うこともありはじめは不安がありました。
今回は、ベトナム統一鉄道の列車SE3の設備についてお伝えしていきます↓


個室内設備一覧

私たちが選んだのはSE3とい列車の11号車4ベットの個室でした。
個室には基本的な以下の設備が整っており、長時間の旅でも快適に過ごせるように工夫されていました!

コンセント:スマートフォンやカメラなどの充電が可能です。
小さな机: 固定で設置されていて、書き物や軽食を取るのにちょうど良いスペースです。
枕と毛布: 夜間でも快適に眠れるよう配慮されています。
ベッドの上段に上がるためのステップ: 2階ベッドを使う際そこのステップに足をかけてのぼります。
うち鍵: かたいですが鍵も付いています。プライバシーやセキュリティ面でも安心でした。
窓カーテン: 遮光性があり、閉めるとしっかり暗くなりました。
スポットライト: ベッドサイドに小型のライトがあります。白く強めの光なので眩しく、使いにくさはありました。
温度計: 壁に取り付けの温度計があります。
空調: 温度は一元管理なの調整不可。夏だったので冷房がついていましたが、けっこう寒かったです。

コンセント2つ
ステップ、鍵(めちゃかたい)、タオルハンガー
温度計とライト

トイレについて

トイレは、各車両ごとに設置されています。
しかし、トイレの清潔さは車両によって異なっていました

比較的きれいなトイレもあれば、少し使うのをためらうような汚いトイレもあり、私たちはきれいなトイレを選んで使用しました。
子どもたちはオムツを着用しました。
長時間の旅なので、トイレはだんだん汚れてきて、フエあたりで清掃員が掃除をして回っていました。清掃直前は汚く、トイレが詰まって流れない状態でした。できるだけ清潔なトイレを見つけて利用するのが良いでしょう。

11号車のトイレ
最後尾、職員車両のトイレ!!お、おお…
このドア今にも開きそうでした

お湯について

また、何車両か忘れましたが通路に給湯器が設置されていました。ここらか熱いお湯を注ぐことができます。このお湯を使って、カップラーメンを作っている乗客も見かけました。

お湯と水がでる

しかし、私は衛生面が少し心配だったため、今回は利用しませんでした。
ベトナムではカップラーメンが結構おいしいので、持ち込んで軽食にしてもいいかもしれません。
わたしは折りたたみ湯沸かしポットを持参して持っていたのですが、自身の変圧器の出力が低かったせいで湯を沸かせなかったです。、
なくなくカップラーメン諦めることしました。。

常駐スタッフについて

興味深いのは、各車両に1人ずつスタッフが常駐していることです。
彼らの役割は基本的に監視やサポートですが、特に何かをするわけでもなく、ひたすらその場にいる印象が強かったです。
湯沸かし器について教えてくれたのも、この常駐スタッフです。やさしい♡

少し人件費が無駄になっているような気もしましたが、トラブルがあったときには安心できる存在ではあります。

ベットの寝心地について

寝台列車のベッドに関してですが、硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうど良い硬さでした。清潔なシーツも敷いてくれていました。シーツは、匂いとかも気にならなかったのでしっかり洗濯してくれているのだと思います。

注意したいのが、2段目ベッド柵が心もとない感じなことです。寝ぞうの悪い人転落注意です。
我が家は、子どもは2段目は立ち入り禁止にしました。

柵が心もとない、、、子どもは寝かせれない

列車の揺れも激しくなく、心地よいリズムで、ベッドで横になると自然と眠りにつくことができました。列車はスピードがそれほど速くないため、「ガタンゴトン」と音を立てながらゆっくり進む感じが、何とも心地よく、ぐっすり眠ることができました。★この旅1番の良眠でした★

子どもたちも、この列車での夜もぐっすり眠ってくれました。朝には、みんなスッキリとした顔で目を覚ましました。

シート席について

列車の中には、寝台席だけでなくシート席もあります。グレードは2パターンあり、シートの質で変わっている感じでした。
どちらも思っていた以上に清潔で、快適そうでした。
グレードの高い方の座席シートはクッションもしっかりしてる感じに見えました。シート席は格安ですし、短距離旅行や一人旅などには最適だと感じました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の投稿では、食堂車で体験と注意点をご紹介します。


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