雨と読書


読書の秋という言葉があるので、読書といえば秋、みたいなイメージを持つ方は多いのだと思います。でも私の中では秋というよりは、雨の日の方が読書と結びついているイメージがあります。

小学生の頃、日曜日が雨だと親によく図書館に連れていってもらっていました。雨が降ったせいで屋外施設に遊びに行く予定が中止になると、本が好きな私の要望もあって図書館に行くことにしてくれていたのです。
今思うとその頃の記憶が、私の中で雨と読書を繋げているのかもしれません。

私はどちらかといえば賑やかな状態より静寂が好きなタイプです。でもわがままなので、ずっと無音の中にいるのはきついと感じてしまいます。
静寂でありつつもほどよい音を求める私は、降ったり止んだり強まったり弱まったりと変化がある雨の音が好きなんですよね。

そんな雨の音を聞きながらする読書はとても落ち着きます。たとえ騒音の中にいたとしても一応読書はできますが、一番集中できるのは雨の音を聞いているときです。だから梅雨の時期には特にたくさん本を読んでいると思う。

先日、私が住む場所も梅雨入りしました。湿気や土砂降りには悩まされることもあるけど、雨が降るこの時期にはいろんな本を読んで、大好きな読書を楽しんでいきたいと思っています。

本屋さんに行きたい欲がすごくあるけど、まずは積読している本たちから読んでいかなくては。積みすぎて数えるのがちょっと恐ろしい……。

積本を減らすのが、永遠の目標な気がします。


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