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占い師に向く資質とは。
本日も私のブログを読んでいただきありがとうございます。
前回の続き。
「占い師に向いてますか?」と問いに
大方の人に向上心があれば大丈夫ですよと答えていると言いました。
が・・・
欲を言えば・・・
『お客様に寄り添える占い師』であってほしいと思うこともあります。
これは誤解を与えてしまう言い方にもなるので
少し説明が必要にもなるかと。
お客様に寄り添う・・・と言っても
お客様が「言って欲しい言葉」を言う占い師になるというわけではありません。
電話占いやチャット占いに来られるお客様の中には
「荒唐無稽な相談」や「非現実的な相談」が多々あります。
(10年前に振られた彼と復縁させて欲しいとか不倫相手の奧さんを呪って欲しいとか・・)
そういったご相談は基本的に本来の「占い」で鑑定できるわけではないので
お答えできかねるのですが・・・
なぜか電話鑑定やメール鑑定に期待されるお客様は自分の「言って欲しい答え」を求めてきます。
その回答が占い師から言われない時は逆ギレする方もいらっしゃるほど。
で・・・
そんなお客様に迎合するような占い師にはなっていただきたくない、というのが私の本音です。
また、反対に・・・
所属する事務所や占いの館を経営する側の意見を忖度しすぎる占い師にも
なってほしくないのです。
この2例は過去私の苦い記憶と体験からきています。
過去、暴利を貪る「占いの館」に席を置いていた時・・・
経営者の「稼げ」という圧力に恐れてしまいその経営者の顔色を伺いながらの鑑定でお客様ファーストになっておらず自分を見失ってしまっていた時期があったのです。
その結果・・・何があったか・・・。
『返り矢』にあっって大変な思いをした・・・と言う顛末に。
幸いにその占いの館から逃れることができ
そこを辞してから深く反省する時間を持つことがあり
今に至っておりますが・・・。
時々、その時期を知っている占い師仲間と顔を合わせると
「別人のようになった」とか「九死に一生を得たね」などと言われます。
現在はその反省を踏まえ上限は1日3件とするように。
1件1件のご相談や講座に「全力投入」を心掛けています。
それでも全力で向き合うので夕方は魂が抜けたようになって
家事などは疎かになってしまうのですけどね(苦笑)
それでも以前暴君の経営者がいた「占いの館」の時に比べたら
清々しい気持ちで一日を終えるので幸せですけど。