見出し画像

【占い師への道3 無謀なデビュー】

宿命鑑定家のあきのさくらです。

前回は高額な受講料を払ったにもかかわらず学校を辞めた・・・と。

実は辞める前に大きな反省する出来事がありまして。  しくじりパート2です・・・。

卒業前にもかかわらず当時その学校では学校が抱える「占いの館」でデビューすることが恒例で。

私も「初舞台」を踏んだわけですが・・・。今思えば恐ろしいことで。

(でもこんな占いの館いっぱいありますから、普通のことです)

もともと内容の薄い学びで占い師としてほとんどキャリアがないにもかかわらずいきなりのデビュー。

それでも当時の私は一端の「占い師」気どりで臨んだわけですが・・・。

しかも場所が観光地であるおかげで占いの相談事はそれほど深くはないから新米占い師でもできる・・・という学校側の配慮しているつもりのようで。

それを鵜呑みにしていた私も私ですが、世の中甘くないですよね。

関東圏にある観光地の学校所有の「占いの館」に派遣され・・・

気持ちは「よっしゃー!」と思ってのスタート。

で・・・。

その日は観光客も多く人出もあり朝からそこそこの盛況ぶり。

私の席の前にもお客様が座り・・・いざ鑑定。

しかし!

一人目のお客様の相談事が「深い!」

私も一瞬怯んでしまい

「声」もうわずり・・・

テンポ良くコミュニケーションがとれない。

お客様が聞きたい内容のことはまったく鑑定できず(習っていないので)

かなりちぐはぐな回答をしてしまって・・・。

自分の中でも「何言ってるんだ、私!」と。

「最悪だ・・・」「帰りたい・・・」と思うほど。

お客様は地方からお越しのかたでそんな私に文句も言わずただただ頷いて聞いてくださって。

(話した内容はまったく覚えていない始末)

最悪のデビューでした。

もっとも何事にも「初日」というものはあり

生まれた最初に「ベテラン」というのはあるわけではないので

それはそれで当たり前なのですが・・・

その時の私の(お客様に対しての)罪悪感は、今の私につながっているものなんです。ちゃんと鑑定することができなかった罪悪感。

そして絶対お客様に中途半端な鑑定はしない!と決めた日でもありました。

なので・・・

もっと勉強しなければ・・・と強い気持ちも芽生えたりして。

そういう意味では「しくじり」であっても「勉強」にもなったかなとも。

(お客様には申し訳なかったのですが・・・)

そんなこともあって

もっと勉強しなければならないと思って

その学校をやめて本気で占いを教えてくださる「師匠探し」が始まりました・・・。

次回へつづく・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?