28歳で仕事辞めてワーホリした話③
さていよいよフィリピンに語学留学。
フィリピンもどこの地域に留学するか悩んだがマニラよりセブ島がまだ安全そうなのでセブ島に決めた。
ここで少しフィリピンの当時の留学事情を説明すると、私が選んだセブ島はほとんど韓国系列の学校。なのでご飯は基本韓国料理。(今は事情が違うかもしれません)
関空からドキドキの初めての長期フライト。荷物は何度もシミュレーションしたので重さもピッタリ。当時はガラケーだったので現地について連絡取れるか不安でしたがスタッフの人が空港まで迎えにきてくれていたので無事合流できた。スタッフの方は日本人女性、元歯科衛生士の方で語学学校のスタッフをしながら自分も英語の授業を受けているようだ。そういう学び方もあるんだなと感心した記憶がある。
到着して泊まる部屋は二人部屋。私の相方は20歳の関西の女子大生。なんと1週間だけ滞在予定。その子は英語もある程度喋れるし思い出作りみたいな感じなのかな。こんなおばさんでごめんよと思いながら翌日。
翌日は早速レベル把握のために数人グループで先生と簡単なグループセッション。
その当時の私のレベルはsheとherを間違えて使うレベル。周りの年下の子がまじか。。みたいな感じで見てきてもう逃げ出したい気持ちだった。28歳で久しぶりに惨めな泣きたい気持ちになった。実はこの気持ちカナダに行っても続く。なんならワーホリどうだった?と聞かれたらとにかくもがいた1年だったというくらい厳しい感想になる。
でもさ、だからフィリピンに来たんだよね。一から勉強したくてね。
そんなこんなでクラス分け?も終わり学校全体の内訳は6割日本人、3割韓国人、その他1割な感じだった。これは時期にもよるみたい。ちなみにモンゴル人が1人いたんだけど英語ではモンゴリアンというらしい。
ご飯は韓国料理だけどそこまで辛くはなくデザートはフィリピンらしくマンゴーとかが出てくる。調理のおばさまたちも素敵な人でフィリピンの方が韓国料理を作るというシュールな場面もその笑顔で気にならなくなる。
そして寮というだけあって洗濯も出しておくと翌日には綺麗にたたまれてベッドにおいてくれる(柔軟剤の香りたっぷりなので苦手な人は注意)
部屋も可愛いピンクで統一されているんだけどここで最初の洗礼。部屋に蟻がいる!しかも列になってる!聞くと前の生徒がドリアンを買ったはいいものの食べずに放置してそこに蟻がわいたらしい。どこの国のモンだよ!っていう気持ちを落ち着かせとりあえずチョークが蟻の侵入を防ぐのに有効ということで最初のショッピングモールでの買い物はまさかのチョーク。。(ショッピングモールは車で生徒連れてスタッフの人が次の日に連れて行ってくれた)その買ってきたチョークで入り口や窓やベッド周りなどに結界を張ったが部屋を変わる最後まで蟻は居続けた。蟻に噛まれなかっただけ良しとしよう。
次は実際授業はどうなの?という話をしようと思う。
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