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【京都芸術大学】通信制のスクーリング(授業)とは?初の申し込み体験

この4月に、京都芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術学科 芸術学コース3年次編入学し、初めてのスクーリング受講申し込みをしました。

スクーリングとは?

スクーリングとは、高校や大学などの通信教育において、対面(または最近ではZoomなどのオンライン)で受ける授業(講義や実習など)のこと。

京都芸術大学 通信教育部 芸術学部には、「手のひら芸大」といって、大学のキャンパスに行かずに卒業できるコースもありますが、「週末芸大」という扱いの芸術学コースではスクーリング科目を一定数受講します。

「ウェブスクーリング」という、大学専用サイトを使ってオンラインで完結する科目もあり、それについては別途記事を書く予定です)

ただし、芸術学コースであっても、今は遠隔(Zoomでのオンライン)のスクーリングも行われているため、遠隔のものだけを選択すれば、大学のキャンパスがある京都や東京に行かなくても、卒業が可能なようです。

ただ、時間やお金や体調が許すなら、キャンパスを訪れて、大学生気分を味わうのもよいと思います。また、ほかの学生や先生方と直接交流できるのも魅力でしょう。

京都芸術大学 通信教育部 芸術学部では、スクーリングは原則として、1科目につき土日の2日間がセットになっています。

直接交流ができるに越したことはないものの、平日にフルタイムで働いて週末の2日間は大学の授業となると、自宅から参加できる遠隔のスクーリングもまた魅力、と思ってしまう社会人の私です・・・。

新入生の春期申し込みの注意点

京都芸術大学 通信教育部 芸術学部の学期は、1年間に春期、夏期、秋期、冬期の4つに分かれており、4月12日(火)13時から申し込みが開始されたのは、春期のスクーリング科目です。

春期のスクーリングについては、実は最初の申込期間が3月下旬に設けられていました。3月下旬に申し込む分は、定員を超える申し込みがあった場合、抽選で受講可否が決まるそうです。

その後の4月の申し込み期間は追加募集で、定員に空きがあった科目について、先着で申し込みを受け付けます。

通常は、抽選で決まる先行募集期間に申し込むのが確実です。しかし、新入生の場合、申し込めるのは入学後の4月になってからなので、入学後最初のスクーリング申し込みは、4月の追加募集で行うしかないのです。

オンライン申し込みの手順

日中は申し込み作業ができなかったため、募集開始日の夜に、オンライン申し込みのために大学のサイト「airU」にアクセスしました。

サイトトップのメニューにある「スクーリングに申し込む」に進み、履修したい科目のボタンを押して選択し、「スクーリング申込リスト」のボタンを押して、申し込みを確定します。

先着順の受付なので、即、登録してあるメールアドレスに、「スクーリング受講申込完了のお知らせ [ airU ]」、「スクーリング受講申込結果のお知らせ [ airU ]」という件名のメールが2通、自動で立て続けに届きました。

スクーリング履修には科目ごとに費用がかかります。京都または遠隔で行われるものは8,000円、東京のものは10,500円です。デッサンなどを行う科目では、別途材料費などがかかるものがあります。

私の場合、この1年目の春期には数科目履修するので、数万円に!あらかじめ大学に登録してある銀行口座から引き落とされることになっています。

高いお金をかけて履修するのですから、なんとしても単位を取らなければ、と緊張します・・・。

申し込みのための事前準備

今回の追加募集では、遠隔(Zoom)の科目は定員100~300人くらいのものが多いのでまだ空きがある場合が多かったのですが(それでも総合教育科目では定員に達して申し込みできないものもちらほら)、京都や東京のキャンパスなどで対面で行われる科目は定員数十人のため、結構埋まってしまっていました。

ただ、対面のものは埋まっていても、同じ科目を同時に遠隔でも行う場合があり、そういう科目は遠隔でならまだ申し込みが可能でした。

当たり前かもしれませんが、重要なのは、事前に履修計画を立てて、履修するスクーリング科目を決めておくことでしょう。今回は追加募集だったので先着順のため、素早く申し込む必要があります。

また、今後は先行募集期間に申し込もうと思いますが、先行では抽選とはいえ、その期間の前までに、履修科目の当たりを付けておかなくてはなりません。

京都芸術大学 通信教育部 芸術学部では、基本的に年間通して柔軟に履修計画を調整できますが(ただし卒業に向けた要件には要注意)、スクーリングの受講計画は早めに考えておくのがよさそうです。

スクーリングは授業に出るだけ、ではない!

私も事前に履修するスクーリング科目は決めていたのですが、いざ申し込んでみると、スケジュールをあらためて確認しながら、きつそうだなあ、ちゃんと単位を取れるかなあ、と心配になりました。

というのも、シラバスに明記してあって一応理解はしていたのですが、スクーリングは1科目1単位で、1単位の学習時間の目安は、シラバスに例えば下記のように記載されています。

スクーリングは、対面授業の他に、テキストや参考文献、補助教材への取り組みなどをあわせて、科目全体を1単位あたり45時間かけて学修することを目安としています。※予習・復習に各15時間
(京都芸術大学 通信教育部 芸術学部のシラバスより)

講義系のスクーリング科目の場合、2日間セットで、1日目は3講時分、2日目は5講時分の授業があります(演習系は各日5講時分)。1講時は約1時間半なので、2日間の授業だけで十数時間。それに予習15時間、復習15時間を合わせて、計45時間とするわけです。

スクーリングの前に読んでおくべき事前資料や参考文献が指定されており、講義系ではスクーリングの後にスクーリングレポートの提出を課している科目が多いです(少なくとも芸術学コースの学生が履修する科目では。中にはスクーリング中に試験を行う科目もあります)。

事前資料はスクーリングの1週間~数日前くらいに「airU」のシラバスにアップされるようですが、最低限それは読んでおく必要があります。そしてスクーリング後は、2週間強でレポートの提出締切が来ます。

つまり、2週連続で週末にスクーリングが入っていたりすると、かなりきつそうな事態に・・・。しかも、スクーリング以外の科目の学習も同時に進めなければなりません。

でも、大学での学びが大変なのは当たり前ですね!フルタイムで働きながら大学生もするのがさらに大変なところですが、スクーリングも楽しみです。

京都芸術大学 通信教育課程での体験談

(※トップ画像の写真はイメージです)

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