シナリオセンター研修科課題「教師」、当時書いた脚本を読み直してみる。
Hey dude :)
シナリオセンター研修科後半の課題、職業シリーズ3つ目「教師」です。
目次
1.読む
2.キャラクター表
3.先生の評価はこんな感じ
4.好きなとこ
1.読む
こちらの脚本、今までアップしてきたものと違うのは
・縦中横を覚えましたので、年齢とか見やすくなりました。
・本文からページがスタートするようになりました(本来はタイトル、人物表にはページは割り振らないもんなんです・・・)
2.キャラクター表
主人公井口忠(30)のキャラクター表
産休代替教員。猫背。緩めのカーディガンを必ず着ている。嘘つき。恋人なし。髪の毛ボサボサ。喫煙者。ハンバーガーが好き。ピクルスが嫌い。押し付けがましい。身長172センチほど。小野寺美里の後輩。脚本センター通信科で脚本の勉強をしているが才能がなく厳しい添削の連続。
3.先生の評価はこんな感じ
・井口の生徒への対応、生徒を巻き込んで映画を作ることで金銭問題を解決し、仲直りさせようとする。教育者としての描き方がいいですね。
・生き生きとしたセリフもコメディタッチで面白い!
・登場人物のキャラもよく描けてます。
・p10をもっと早く描き、穴沢たちの逆襲する姿もみたいですね。井口の焦る様子も面白そうです。
・主人公の思い通りにならない、言うとおりにならない、そんなシーンを増やして描いてくださいね。
セリフはずっと褒めれられるんですよね〜。
確かに先生の言うようにここで戸ヶ崎がお金を素直に返さないほうがいいですね。うーむ、お話というのは「いい子」の感じで流れちゃいけないんですよね。
こんな僕でも脚本相談を受けることがあり、よく「キャラクターを困らされると良い」なんて答えていましたが、自分で言うからには自分の作品にもきちっと当てはめていきたいですな。こちらは過去のシナセン課題作品でして、今後の僕の作品に乞うご期待ということでここは一つ穏便によろしくお願いいたします。
産休で先生が変わるというのはウォーターボーイズから持ってきたことを覚えてます。なんかそんなシーンありましたよね。
4.好きなとこ
▶井口がハンバーガー好きだというのが好き
パルプフィクションではジュールスがチーズバーガーを食べるシーンがあります。
アレに並ぶようなシーンになればなと思って7ページのト書きを書きました。校舎裏でまさしくいじめ、恐喝と言ったほうが正しいんですかね。そのさなか、札の上にピクルスが落ちてきて上を見上げると赴任したての新しい先生がハンバーガーを食べていると。かっこいいなぁ。
▶ムビヶ丘高校が出てくるのが好き
この学校は「裏切りの一瞬」にも出てくる、映画撮影にとことん力を入れる高校です。あの世界観は必ずどこかで使おうと思っていたのでここで使ってみました。終わりヶ丘高校と、ムビヶ丘高校は同じ世界線に存在するんですね。映画づくりが盛んなムビ高に比べて、終わりヶ丘は昔の映画を見て優越感に浸るだけという設定も良い。分かりやすい。
▶穴沢は知衣に話しかけられないという設定が好き
基本的にナードなやつは女子に話しかけられないという設定が好きです。穴沢もそんなやつなのです。トホホ。
以上、「教師」の読み直しでしたー。
読み返してて自分でも楽しかったので、今年どこかのコンクールに出したいと思います。
教師シリーズは残り2つ、「医者」と「弁護士」です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回!