織り道の世界 事業妄想
序章
堀江にすんでいる、インテリア好きのササノは週末織物の教室Atelier UNSEULに通っている。小物もつくれたりインテリアになるものも自分で作れるようになれる、そんな週末がまちどおしい。
→自分でもつくれちゃう、イケてる小物
これまでかよった教室とは何かが違う、UNSEULはどこか懐かしい、ふと自分をみつめなおす時間も手に入れさせてくれる。手織りの律動が心地よく刻まれる。
→リラックス効果、ストレス解消
これまでいろんな習い事をやってきたけど、どれも通い続けることはなかった、ここは家とも職場ともちがう、第3の場所。こんな居心地のいい場所、心地よい音。自然に心おちつく素敵な場所。ただの習い事では終わらない、空間、時間をすごす。
→魅力的な空間。五感で楽しめる場所。
今や習い事の種類は数多く存在する、成長は人間の喜びであるからか、人に教える喜びもあるだろう。子供だけが学ぶんじゃない、大人だって学びたいんだ。情報やテクノロジーで急速に進化していく社会、そんな中ときに立ち止まってゆっくりと流れる時間に体と心を預けることで自分を開放してあげよう。
サービスメニュー
織物にこんな使い方があるんだ、なんて驚きと感動を仲間たちと考える。織りの新たな可能性をひろげることもできる。五感を冴えさせる場所だからこそ。
→クリエイティブな思考 カリキュラム
普段は事務のアルバイトしてるけど、もっと自由な働き方がいいな。自分の作品も売れるけど、講師になればもう少し暮らしの水準があげれるかも。
→講師育成プログラム
自分で作った作品、自分のために使うだけじゃもったいない。人にも使ってもらえるようなセンスのある作品に仕上げていこう。もちろん無料でなく有料で。教室に通っている費用くらいはペイできちゃう。
→売り方 販路 あります
立地
堀江や中崎町、個性的な人間のあつまるところ。そんな個性から生まれる作品はどんなだろう。生徒どおしのアイデアがより価値を高めてくれる。
→センス良さげ街
仕事休みの週末、朝日で揺れる白いカーテン、キッチンのほうからコーヒーのいい香りがしてくる。1週間の疲れやストレスをリセットしに、近所のこの店にかよっている。心地よい時間をすごして、さあ来週もがんばろう。
→住宅街
物販
こんなのできちゃった。それいいじゃん。かわいいよ。生徒はみんなアーティスト。作品まとめてwebにのっけちゃえ。
→生徒の作品
オペレーション
講師のめが細かい部分にもいきどけるように、1授業が5人までとなっている。人数多いのは収益によせているからだろう。その分雑音(ノイズ)がはいるので、アイデアの妨げになってしまう。
→少人数制 コミュニケーション
はじめは趣味ではじめたんだけど、自分の作品が売れるようになってきて、もっと深く学びたい。もっとみんなに伝えたい。そんな気持ちになってきちゃった。先生、わたしも講師になってみたいです。
→生徒から講師になれる
アトリエコンセプト
センスがあって居心地がよい。素朴でシンプル。評判は笑顔が似合う、個性的。考えかたは柔軟に、時代と逆を行くがさからわない。繊細さと大胆を両方もつ。個人の考え・感性を大切にし、アイデアを磨く。直感的、創造性を尊重
アトリエイメージ
壁天井は真っ白、床はウッド。明るく写真も撮りやすい。古いビルや民家をかんたんにリノベーション。DIYだってつくれちゃう。
→シンプルに。低予算。
店舗は2階広い窓が付いている。目の前には緑、川、海、山が望めるロケーション。ひとときの安らぎをもらたしてくれる。かといっても空中階は2階まで、2階の窓から街行く人に軽く挨拶が届けれる距離。
→ロケーション重視
成功の仕組み
ここまで成長できた理由には以下のことがあげられる。一言で言うと『素朴な情熱』
1.織物としての可能性
織物は衣の部分を大半が占めているが、インテリアなど住の部分に活用できる可能性を もっている。何気ない壁に色気をだせる効果がある。
2.センスの良い教室
どこか懐かしい落ち着けるそんな場所。従来の教室とちがったアトリエで行われる。感度 の高い人ほどこの感覚に酔いしれる。
3.趣味で少し家計が潤う
作ったものをお金に変えれる。商売の基本身をもって体験できる。講師が増えれば教室も 増える教室が増えれば生徒も増える。個人が価値を生み出し経済の背中をそっと押してあ げよう。
4.五感を感じる空間
視覚 木目や白い壁 通り抜ける風見た目にも心地よい。
聴覚 織り機の律動、会話、ときに静寂。
触覚 木に触れ、繊維にふれ、触れるものすべてにこだわる。
嗅覚 古いつくりの建物のどこか懐かしい香り。香りは記憶を蘇らせる。
5.潜在需要
衣食住の衣と住に精通する素材。『織りなす』という言葉があるように、小さな要素を組 み合わせて優れた世界を作り上げる。
6.生徒の作品のデザイン性
五感さえわたる空間での作品と、味気ない人工素材に囲まれた空間とでは、作品に一目瞭 然の差が生まれる。己の過去と未来を表現できる。
7.少人数制
5人という小さな授業ではまとまりが強く、生徒と講師の関係性。生徒通しの関係性もコ ミュニケーションがとりやすく、より感性度のたかいものが生まれる。
成功のキモ
1.普遍性に命を吹き込む。
生命のひとりあるき。創造性。普遍的なものも、想 像力で、独自性を生み出すことができる。soup stockのように、スープも普遍的だが、ニーズを自ら創りだしている。
2.教室という名の拡張性
織物だけでなく、絵画、音楽、文化に触れる。時間とともに、進化・変化をとげる。 様々なジャンルを学びカルチャーマスターを目指す。
5年後の成長
堀江に1教室目をはじめ、あれから5年がたつ今や全国に30教室、生徒数1800名、講師60名の規模に成長している。個性をもちつつニーズを創造しつづけてきた甲斐があってか、共感を得た仲間がヒトや情報があつまる場所に成長してきた。
1.さらに成長を繰り返し100教室を目指す。教室1800名*10万円 1億8000
万円。物販AVE@10000円*50アイテム*30教室 1億8000万円 100教室になれば、12億が見込める。このあたりを最終ゴールと定めよう
2.織物作品がインテリア部門で注目される。個人の作品がIDEEに展示されるようにな る。あたらしいインテリアの提案。インテリアの概念をうちくだく。なかでも壁に飾れ る織物アートweavingが特に人気だ。
3.UNSEUL Pottery
五感を研ぎ澄ます教室。陶芸ver 日本3大陶器とはちがったポジションで個人の感性 を尊重できるアトリエ集団の作品は個人の飲食店に人気。食器はコストのかかるもの、 壊れたら新しいものに買い換えるもうそんなのはナンセンス。
4.障害者支援
織り機はさおり織りという手法をつかう。さおり織りの特徴として、縦糸と横糸のみで 構成され、作業もシンプルにつきる。そのため知的障害者でも作品をつくりあげること ができる。感性の部分では健常者も障害者も関係ない。同じ立場で作品を評価する。
経済的自立の未来はちかい。
5.別事業1
6.関連事業1
本当の狙い
本来の目的は、小商いの楽しさを伝えて、自分でも商売が始めれる体験をしてもらう。スモールスタートときには大きく化けることもあるだろう。こんなのあったらいいな、こんな世の中になったらいいなを、信念にまずは小さな1歩を踏み出してほしい。織り機と教室も手段似すぎないのかもしれない。共感できるなかまがいればなんだってできる。空だって飛べるはずさ。テクノロジーの急激な進化にどういうふうに対応してくのか?AIやロボットが当たり前の世の中でも、結局ヒトとヒトなんだって言い切れるそんな世界になればいいな。
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