518(ことば)の日に思うこと。
今日は518(ことば)の日。
いつも祈りを込めるようにことばを紡いでいる気がする。
どうか想いが届きますように。
この気持ちが伝わりますように。
なにかを感じてもらえますように。
そんな風にね。
一文字違えば全く意味も伝わり方も変わっちゃうくらい言葉は偉大で、とても繊細。
だから、
仕事でコンセプトを考える時。
大切な人に手紙を書く時。
自分の頭の中を整理する時。
伝えたいことを発信する時。
何度も何度も何度も読み返しては直してを繰り返す。
最近、ある経営者のストーリーや哲学を翻訳するプロジェクトを進めているんだけど、特に日本語は感情やニュアンスを纏う言葉で、聞き手や読み手に想像をさせる言語。だから中々そのエモさを含めながら、他言語に翻訳するって難しくて、まずは「何を言いたいか?」のことばの要素分解と、ことばの先に読み手にどんな感情が芽生えて欲しいかを考えることからはじめている。新たな角度からことばに向き合う日々はとても新鮮だったりする。
日々、言葉にしなくちゃ伝わらないことがたくさんある。
でも同時に言葉に頼りすぎるのも違うよな、とも思う。
なんでもかんでも「言語化すること」が正とは限らない。だから言葉に惑わされず、言葉の裏や奥に潜んでる真意を汲み取ろうとする人でありたい。そしていつでも目の前の言の葉に祈りを込めて手渡す人でいたいな。
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