これまで繋がれてきた縦の糸に、今の時代に必要な横の糸を編んでいく。
去年の夏の思い出とあの時感じていたこと。下書きで眠ったままになっていたので、そのまま公開してみる。
2023.8.25
最近、全てのことが面白いほど繋がっていく。
停滞していた気が流れ、穏やかにめぐりはじめた感覚。
いくつか報告したいこともあるので、濃密だったこの夏を振り返り、これからについて今、頭の中にあることを書き出して(吐き出して)みようと思う。
この夏のこと。
2023年は充実した夏だった。
スリランカから帰国後、宮崎、大阪、白馬、熊本、軽井沢とあらゆる場所に行き、7月からは逗子の夏を満喫した。
そして五島列島、福江島で1週間の島暮らしをして、昨日帰ってきた。
福江島の中でも秘境と呼ばれる「半泊」。
カクレキリシタンが移り住んだこの地は、目の前の景色が、すでに祈りのような、陽よりも陰のエネルギーが流れる場所だった。
毎朝、一人静かに朝日を拝み、瞑想してマントラを唱えて、少し冷たい海でカラダを浄化した。
夜は溢れんばかりの星をみて、一人で考え事をした。
一人の時間も、みんなとの時間も、
めぐりめぐらす、そんな時間だった。
「めぐりめぐらす」とは、とてもいい言葉だなと思った。
ここは人生を哲学するときに、一人で訪れたい場所になった。
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縦の糸は土地の人。僕たち旅人は横の糸。
友人でHafH創業者の 大瀬良亮 くんが言っていた。
「縦の糸は土地の人。僕たち旅人は横の糸。」
歴史やこれまでを繋いできてくれた地元の人や土地や環境にリスペクトを持って、私たちだからできる土地と人と機会を繋ぐ。
縦の糸と、横の糸があるから、紡いでいけるものがある。
本当にそうだなと思う。旅人だからその土地ためにできることがあるのだ。
わたしもいつも旅をするたびに、3日いればその現地の人に間違われるくらいその土地に馴染むのが早い。(ある種の特技w)
でも、「あきなさんって、どこにいても染まらないですよね。旅先でも、どんな場所にいても、独自のスタイルがあって、自然とオア明奈が確立してる。」とも言われたことがあった。
たしかに現地に足を運び、みて、感じて、知って、取り入れて、自分に統合していく。空気や世界観、文化は取り入れるけど染まらない。そういうところもあるかもしれない。
「取り入れて、統合して、昇華させる。」
世界を飛び回って得ているインスピレーションと、行動力と、人脈と、コミュニケーション力で、自分が媒介することで新しい価値や時間や機会を産んでいく、そんな30代の締めくくりと40代に向かうここからの2年にしていきたい。
そんなことを改めて言語化できた五島列島での夏を終えて、私はスリランカに旅立つ。