iti #4|創業から1ヶ月経ったその裏側。
セレブレーションプロデューサーのオア明奈です。
ニュージーランドと日本をつなぐライフスタイルメディア『iti(イティ)』を立ち上げて1ヶ月が過ぎました。
https://www.instagram.com/iti_nz/
『iti』は、オア明奈(AKINA)と トミマツタクヤ(TOMMY)が、ニュージーランドのスローな暮らし/先進的な考え方/穏やかな人間性/人にも地球に優しいアイテムなど、現地で私たちが心からいいと思ったものを、温度のあるメッセージと共にあなたに届けていくライフスタイルメディア
前回の#3は、「生き急いでいる人代表」みたいな私がなぜ「より小さく、よりスローに」というコンセプトを掲げるライフスタイルブランドを始めたのかというお話。
「偉大な何かを為せるなら、早死にしたって構わない」と心底思って生きてきた。
けれど、ニュージーランドでいろんなものが削がれて帰国した時、いい意味で「これをやらなきゃ」という使命感が全くなく、逆に地に足がついた感覚で、もっと自然にもっと穏やかにやりたいことを小さくやるだけでいい、とわたしの価値観は大きく変化していたのでした。
そんな私達は、ブランドをスタートして1ヶ月後にECサイトのオープンを予定していた。開始日は6月21日、6月の新月の日と決めていたのだけど・・・
オープン1週間前にトミーが入院。わたしは家族の病気が発覚し、急遽関西に帰ることになって、わたしたちは精神的にも物理的にも作業する余裕が全くなくなってしまった。
予期せぬ出来事が重なった今、無理して進めるのはやめよう、と満場一致で大きく軌道修正することを決めた。
そんな裏側をトミーが赤裸々に語ったから、今日は「iti」の働き方について書こうと思う。
itiは、会社ではない。ビジネス仲間でもない。
『iti』は会社でもなければ、ビジネス仲間でもない。ぼくにとって明奈さんは「カッコいい姉さん」だし、アシスタントののんちゃんは「可愛い妹」。仕事相手という感覚は一切なくて、一緒に豊かな人生を共有していく家族のような存在。
トミーは前回のnoteでそう語っていた。
本当にわたしもそう思っていて、itiのメンバーはファウンダーのわたしとトミー、そしてアシスタントとして加わってくれた大学4年生のノンちゃんという3名でスタートした。
私達は同じ想いと夢を持ってブランドを立ち上げて、インスタグラムを通じた情報発信をしているだけなので、今は会社でもないし、itiを通じて収益を得ているわけでもない。
さらに言うとオフラインで3人集まって話をしたこともない。笑
ファウンダーの私とトミーも会って話をしたのはニュージーランドで偶然出会った2回だけ。
のんちゃんは元々、わたしが働いているCRAZYのカフェスタッフで、エコやサステナブルなことに興味があって大学でも団体を立ち上げたり、わたしがNZの投稿をするたびに必ず毎回リアクションやコメントをくれていて、何かするときはお手伝いさせてください!と前のめりだったから、itiを立ち上げると決めた時に「一緒にやってみる?」とわたしから声をかけた。
(3人での初MTG!多分のんちゃんがトミーに真剣に自己紹介しているところ。笑)
一度も3人でリアルで集まったことはないけれど、毎日連絡を取り合って、あーでもない、こーでもない言いながら理想を一緒に模索して、お互いがお互いを支えながら、ブランドを育てている。
ちなみに最大の裏話は、ブランド創業日でもあるiti公式インスタグラムスタートの朝、9時に3人揃って公開ボタンを押そう!と決めていたのに、前日までの寝不足からわたしとのんちゃんが寝坊して、記念すべきスタートが、パジャマにスッピンで公開ボタンを押すことになったこと。。笑
想いに共感して集まって、未来を語って、人生を応援しあう新しい家族ができた。
「拡張家族」という考え方がある。
これはわたしの友人、石山アンジュが書いた記事。
この記事の中に、こんな一節がある。
つまるところ、家族とは、血縁関係や社会的な枠組みではなく「感情の拡張」にあるのではないかと。
血のつながりや、会社や学校という枠組みではなく、価値観や感情、意識のつながりで共に生きていく存在。それが新しい家族の形ではないかと。
Ciftという場所や活動もぜひ読んでみて欲しい。
私たちも、itiをそういう想いと、共通の暮らしの価値観で繋がるコミュニティにひろげていきたいと思っている。
itiは、 NZの「エリア」ではなく「暮らし」をガイドするライフスタイルメディアです。
最初から一貫しているスタンスは、ニュージーランドに「観光へいくこと」を勧めるのではなく「暮らしを体感すること」を勧ています。
ニュージーランドから学ぶ、スローで丁寧な暮らし。
LOCAL、SUSTAINABLE 、LIFESTYLEを軸に、情報発信だけではなく、みんながつながるプラットフォームになるように、あらゆる形でスローに土台づくりをしているので、これからもitiをメディアとして活用して頂いて、共に育ててくれたら嬉しいです。
『iti』を通して、こんな場所もあるよ、働き方があるよ、暮らしがあるよって少しでも感じてもらえたら嬉しいし、自分たちが提案するライフスタイルをまずは自分たちで体現する。それが何よりも大切だと思っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ファウンダーのふたりがそれぞれの目線で語るストーリーは、「iti マガジン」で連載しています。ぜひマガジンフォローください^^
(photo by Ayato Ozawa)
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