【1月コラム】Ep.7 まだ年が明けてない気がする。
毎月、1ヶ月の終わりに30分で書くコラム。
”A day in my life as a true myself.”
私が私であるための、毎日について。
2024年最初のコラムテーマを何にしようかなと考えていたのだけど….1月最終日にも関わらず、「まだ年が明けてない気がする。」という今の感覚について。
2024年、予期せぬ天災、事故など心が痛むニュースが立て続いた年明けだった。2024年大丈夫だろうか・・・と誰しもが不安な気持ちになったと思う。
2023年はシンガポールで花火がぶち上がるイベント現場で元旦を迎えたけど、今年は実家の母も呼んで、逗子で家族とまったりゆったりと元旦を迎えた。
ちなみに国際結婚な我が家の「正月料理」は、お節は塩辛い味付けのものが多くて外国人の夫が苦手なので、毎年好きなものをちょっとずつ器に盛り付けるスタイルにしている。今年は白味噌の京風お雑煮に初挑戦して美味しくできた。
実家では小さい頃から元旦に必ずお屠蘇をいただく習慣があって、それは今でも継続している。年末にドラックストアに走り、お屠蘇の素を購入して、大晦日に日本酒に漬けておく。有田焼の富士山お猪口と軽井沢の骨董屋で見つけた鯉と金魚のお猪口がピッタリだった。
クリスマスはイギリススタイルで楽しみ、お正月は日本スタイルで味わう。そうやって互いの文化を混ぜながら自国の風習を大切にしていけたらいいなと婚約した2013年から10年一緒に過ごしていて毎年思っている。
そんな三が日を過ごしたのだけど、年が明けてもその後も1月は全くもってギアが入らなかった。わたしはほんとに昔からとことん極端な人間だと思う。やる時はめちゃくちゃモードに入って集中するのに、やらない時はとことん火がつかない。ダラダラダラダラ・・・・・
スリランカでデトックスして心身ともに整った2023年だったにも関わらず、日本に帰国してからというものクリスマスにお正月と宴が続き、毎晩のようにお酒を飲み、深夜にラーメン、連日の夜更かし、おやつにはポテトチップスやケーキ・・・・まるで "人はどこまで乱れられるのか?選手権"を一人で開催しているような気分だった。
ちなみに私は毎年1月は何かとだらっと過ごしてしまいがちで、2月くらいからやっと動き出すところがある。だから自分の中で勝手に「立春正月説」を掲げ、1月1日に年は明けてなくて、節分が過ぎた頃から新しい年の始まりだと思っていたりする。(だからまだ大丈夫、と自分に言い聞かす1月。)
今年も2月4日に新しい始まりを告げる「立春」がやってくる。
スリランカに向かう時期も、当初は3月中旬ぐらいを予定していたのだけど、いろんなタイミングが重なって2月3日に決まった時に「よし!」と思った。タイミング最高!!この「節目」に乗っかってやるぞ、と。だらっと過ごした年末ムードからやっと抜け出せ自分!そんな風に言い訳やきっかけがないと切り替えができないのが人間の弱さだよなー。
2023年は、40代の生き方を見据えて人生をリセットするインド・スリランカひとり旅からスタート。その旅をきっかけに想像もしていなかった方向に人生が進み始めた。私の役割(価値)は、国やジャンルを跨ぎながら自分を介して統合したものをメッセージすることだと実感した1年だった。
1月を終え、やっと2023年が幕を閉じ、新しい年があける。そんな気がしてならない。
2024.1.31