【9月コラム】Ep.10 人生の、踊り場で。
毎月、1ヶ月の終わりに30分で書くコラム。
”A day in my life as a true myself.”
私が私であるための、毎日について。
久々に書くのは、「人生の踊り場、という感覚。」
月の終わりでもなんでもないけどね。
気づいたら夏が終わっていた。
毎月、そろそろ1ヶ月が終わるという頃に、「あぁーコラム書かなきゃなー。」と思うことが増えた。このコラムが書きたいものから書かなきゃいけないものになっていることに気づいて、書くのをやめた。
でも、書かなくなったら書かなくなったで書きたくなるもので…私にとっては書くことが精神安定のツールであることも知っている。
4月から、あっという間に5ヶ月が過ぎた。
4月最終日はスリランカで仕事をしていて、
5月最終日はスイスから北アイルランドへ向かっていた。
6月最終日はスリランカから来日したアーユルヴェーダドクターたちの引率で浅草のホテルにいて、
7月最終日は逗子で友人たちと夏を満喫し、
8月はスリランカで新しい役割に奮闘していたら1ヶ月が過ぎて、
気づいたら9月に突入していた。
なんとも自分がいつ、どこで、何をしているか、わからない生活をしているもんだ。来月末はどこにいるのか、半年後はどこにいるのか、1年後はどこにいるのか、自分でもわからない。
安定を好まず、いつもと同じを嫌い、マンネリ化している空気が苦手なわたしは、これくらい動いていたり、変化のある人生がちょうどいい。
環境を変え、仕事を変え、暮らしを変え、役割を変え、人間関係を変え、たくさんの変化する景色や日々の中で、それでもどこにいても変わらぬ、「わたし」という存在はいつも認識している。
特にこの1年は、生活の拠点を半分スリランカに置くことで、これまでの環境や人間関係や日本での生活、自分の中の当たり前から少し距離を取り、いろんなものを俯瞰している。社会のこと、家族のこと、自分自身のこと、人生のこと、世界のこと、変わりゆく時代のこと、あらゆるものを。
新しいことをはじめながらも、なんとなくまだ「踊り場にいる。」という感覚がある。
まだ走り出してる感じはない。でも放っておいても駆け上がる時は来る。
だからもう少し踊り場にいる。
人生の、踊り場。
これもまた楽しい。