私の人生を変えた出会い⑥
そして顔タイプアドバイザーの資格も無事取得して、その後つぐさんの写心入門講座を受けることになりました。
つぐさんから第1回目までに、過去の講座の様子を録画したものを見ておくようにと指示と動画が送られてきました。私はこの講座で絶対に一番に吸収してやろうと決意していました。
今だから言いますが、過去授業動画は1回目までの授業までに3回は見ており、しかもノートに文字起こししていたのです。ほとんど頭に入れた状態で授業を受ける決意をしていました。
なぜか・・・
つぐさんの講座はとても高いもので、つぐさんからすべて吸収しないともったいないと思ったから。
カメラというものは頭でわかっていても操作できるものではなく、無意識レベルで操作できないと『自分の撮りたい写真』が撮れないとわかっていたからです。マニュアル操作で撮れるようになるための努力はすごくしました。
つぐさんの講座を受けに行き、どんどん撮ることで写真がうまくなっていくことに気づき、授業外での写真を撮る時間がとても大事だと気づきました
でも 当時 写真を撮らせてくれる 女性が いませんでした
写真撮られたくないとか 恥ずかしいとか言われ断られました
つぐさんに「20人の女性を撮ってこい」と指示をいただきましたが、1人でさえ見つけるのが困難な状況・・・しまいには義母に頼み「義母の友達で写真撮りたい人いないか」聞いていましたがそれも断られました・・・
私に残された選択肢は
子どもを撮るしかなかったんです。。。
でも今私が写真を撮れるのは、子供のおかげだと思うのです
子どもは、まったくこちらの思うようにいきません。想定外の行動をすることがほとんど。安全にも気をつけなきゃいません
「ここの場所に立って!」なんて言おうもんなら、「やだよー、ここで遊びたい、暑いからやだ」と言われることがほとんど
彼らの動きを中心とした写真しか撮れないのです
そうなると温度感を瞬時に合わせる必要が出てきます
だってこちらのタイミングなんて待っていてくれないのだから笑笑
あー1秒遅かった・・・・もうちょっとだったのに、、、、
あ、今!!なんてことが日常茶飯事・・・
こんなことを繰り返していたら、ものすごく訓練になりました
瞬時に温度感を合わせていく、そして撮る・・・
「やったー撮れた!!」っていう嬉しい瞬間にも出会えました
写真というのは、フィルターを通して被写体のことを見つめ続けているんです・・・
被写体の動き方、表情の作り方、所作、仕草・・・・
その人の生き方が出てくると思っています
だからこそ、その方の魅力というのがより鮮明になってきて
それを伝えられるのではないかなって思うのです。。。
つぐさんの写心入門講座は、私にとって『写真を体験とすることで、写真だけではなく、相手に相手自身の気づきを与えることができるもの』ということを教えてもらったように思います
相手自身が気づいていくことで、素の表情だったり、本心からの笑顔だったり、考えている姿だったりをそのまま切り取っていくことができる
普段の『その人』を写真に載せることが出来るのではないかなと思うのです。今になって、その大切さを余計痛切に感じることが多くなっています
写真というものは、アイコンにするだけではなく、もっと深い体験にもできるのだ思っています