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指値オペとは?円安になっていく流れ

円安の原動力、指値オペ

日銀は2%物価目標を目指し金融緩和をしていますが、「イールドカーブコントロール」といって市場の金利を誘導しています。
目標としては
・短期金利-0.1%
・長期金利(10年国債)0%程度
です。

長期金利0%程度ですが、この「程度」の変動幅を±0.25%にするとしています。
今回+0.25%に近づいてきたので指値オペを実施することに。
日銀が無制限に国債を買い、長期金利を強引に抑えました。

ドル高、円安が加速

これでドル高、円安が加速するという結果に。
お金は金利の高い通貨に移動する傾向がありますが、現在ドルは2%の金利が付く状態。それに対して円は0%です。

円安はメリット?

昔は円安が日本経済にプラスと言われていました。
例えば海外から見れば、日本はバーゲンセール状態。
トヨタの場合は自動車の輸出が好調になりますし、海外旅行客が増えます。
しかし最近はトヨタは生産を海外に移行させていっていますし、コロナでインバウンド需要も伸びず。
以前よりははるかに円安効果が弱まっている模様です。

日本に住む私たちには基本的に打撃

今は小麦や石油など軒並み高くなっていますが、さらに円安によりこれに拍車がかかります。
身近なものが値上げしていくので、私たちの生活にはつらい状況ですね。
日銀の見解では「まだまだ低インフレ」ということなので、物価高騰に見合うように私たちもお金を増やしていくしかないなぁと思います。


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