骨盤矯正-歪みとは??-
こんにちは、秋元信博です。
今回のテーマは「骨盤矯正」について。
我々の業界(整骨・整体など)では当たり前のようにメニュー化している骨盤矯正(調整)ですが、僕も以前勤めていたグループ院で骨盤矯正のメニューがあり、当時は何の疑いを持つこともなくやっていました。
振り返ってみると疑問に思う点がいくつかありますが、メニューとして「骨盤コース」と「全身コース」があって、要は骨盤だけを調整するのか、頚部+骨盤(=全身)を調整するのか…という感じだったんですよね。
それはさて置き、ここ最近では骨盤はそもそも歪まない…というような議論を交わしている同業者が増えたように感じる反面、“歪む派”の論点としては、仙腸関節に不具合が起きているとか、アライメント(※1)不良がどうとか、そのような話が出てくることが多いと思います。
医師の界隈でも、仙腸関節は「不動関節(動かない関節)」と解説する人が多いですが…僕は正直そこに関しては疑問を持っています。
理由はとてもシンプルで、そもそも靱帯とか結合組織で固められているとは言っても、仙骨と寛骨は別々の骨でできていますよね??
よく解剖実習に行った人が『全然ビクとも動かない!!』と訴えている動画を見聞きしますが…それは“御献体”だからということも考えなくてはいけないと思います。
別々の骨として進化の過程で確立しているのには何かしらの理由がある…と考えるのが自然かなと考えているので、全く動かないと判断するのはちょっと違うんじゃないかな〜…と思っている次第です。
ともかく、いわゆる「歪み」というものは、骨アライメント不良によって起こるとされていますが…皆さんは、この「骨アライメント不良」というものが、不必要なものだと思いますか??
…え??急に何言ってるの??って感じですよね。笑
不必要だからこそ、痛みや症状が出ているんだから、早く何とかしてあげないと!!…と考えるのが一般的だと思います。
しかし、骨アライメント不良がもし仮に「意図的に構造破綻している」のだとしたら…あなたならどのような解釈の仕方をするでしょうか??
骨盤矯正とは??歪みとは??…普段何気なく触れている言葉でも、少し深掘りして向き合っていくと、意外な答えに行き着くかもしれません。
この後の有料部分では、「実は“歪み”は必要なのかもしれない」ということについて詳しく解説していきます。
ぜひ楽しみにしてください♪
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