【081】官能小説家を束縛中
ガッシュ文庫(海王社)
2008年10月28日発行
挿絵:かんべあきら 様
※電子書籍配信中
あらすじ
「緊縛ものの名手」として熱狂的ファンを獲得している官能小説家・綺羅清流を名乗る左京は、鈴蘭の家の離れに住んでいる。そして鈴蘭は、無口な左京が表舞台に出る時の「身代わり」をしている。大好きな左京には小説だけ書いていてほしいから、編集者とのやり取りも雑誌の取材もぜんぶ鈴蘭の仕事。一方通行の気持ちでも鈴蘭を必要だと思ってくれるならそれでいい。それに実際に縛って確かめたい時だけ左京はセックスしてくれる。でも鈴蘭の身体は開発されきって、左京の愛がなくても感じてしまう。
ねえ左京、いつまでぼくを抱いてくれるの?
森本あき コメント
新しい官能小説家ですね。これもつい最近、番外編を書いたので覚えてます。緊縛が得意ジャンルの官能小説家というのを考えたのに、あんまり活かせてないような。でも、好きですよ。自分の書いたものを読み返して、おもしろい! と思うタイプの人間なので、毎日楽しいです。
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