オペ直前〜オペ翌日
オペ直前
昨日、オペ日の朝の日記書いた後、程なくしてオペに向けて、手術着に着替えるよう促されて着替える。
オペ時間が決まる。
わたしの前に1件オペ入ってたから、時間の確定は当日やった→10:20。
下剤の効き目がまだ続いてて、いよいよの緊張も相まってお腹ぐるぐるしてた。
で、点滴開始。
わたしの血管が細くて、左?いや、右、むむ入らん‥やっぱり左の神経集中してるから避けたいとこだけど致し方ない、ってな感じでそこから点滴。
時間近づいてきて、看護師さんと付き添いの母と同居人と一緒に歩いてオペ室の方へと向かう。
付き添いなんているんかなぁ?いらんやろって思ってたし、わざわざ遠くから来んでもいーよ、とか言ってたけど、母と同居人と居てくれてほんとうにありがたかった。
付き添いは居た方が絶対いい!
がんばれ!って応援されつつ母と同居人は待合室へ、わたしはオペ室へと看護師さんと向かった。
オペ室の前で少々座って待ってる時に、看護師さんが、すごく暖かいバスタオルみたいなん掛けてくれた。心地良かった。
で、しばし待ってる間、看護師さんとお喋りしてて、「お母さまもご主人さまも優しいですね」って言われて、「ご主人じゃないです。ルームシェアしてる同居人で元カレなんです」って話して、「えー!そうなんですね。」って驚いてた。
まーそうやろ。普通に考えたら。ヘンテコ。わたしもそう思う。けど、もう普通とか一般的とかどーでもいいんよね。ヘンテコウェルカム。
「ヘンなんですけど、まー家族みたいなもんなのかもです」って言ったら、「いいですねー」って言ってた。
そんな話しながら、周りの優しさ、昨日の日記に書いたコラボレーションメンバー‥わたしにエールをくれたり、お祈りしてくれたり、それぞれの表現で様々なサポートしてくださってるみなさんのことも想って、泣いた。
そんなわたしに看護師さんが、「泣いていいですよ」って言ってくれたし、わんわんあほみたいに泣きはせんけど笑、泣いた。
そうこうしてる内にオペ室に誘導され、オペの看護師さんや麻酔科の先生やら色んな方と挨拶して、説明されたり。
ここでも、更に泣いた。
なんで泣いてんのかいろいろあり過ぎてよくわからんくて、でもなんか名前付ける前のなにか‥いろんな感情が込み上げてきて感動して泣いた。
思考と身体の反応は、身体のが先、みたいなこと近頃では言われてて、ほんまそうやな、って思う。
頭で思うより先に身体の反応がある。
涙が出たり、お腹の奥から込み上げてきて、胸が熱くなったり。
そんな大差はないけど、たぶん、僅かに身体の反応の方が先なんやろなーと思う。
なんで泣いてんのかちょっと考えてみると、みんなわたしのために力をかしてくれるんやーって思って感動してて、ずーっと泣いてたんと思う。
みんな優しいし、親切やし。
もしかしたら、ちょっとくらいはこわくて泣いてたのもあったのかもしらん。
けど、こわいよりもなんかむしろありがたくって嬉しくって幸せな気持ちのが多かった。
コラボレーションメンバーありがとう♡って思って。
そのことを思い出して書いてる今も、感動で泣いとる笑
そんなこんなで泣きながら手術台へ。
心電図とかあれこれ装置を付ける。
硬膜外麻酔‥脊椎(背骨)の硬膜外腔という場所に麻酔薬入れるとこ決めて、カテーテルという細い管を入れるため、背中を猫みたく丸めて、消毒して痛み止め注射。
で、
酸素マスクかな‥数回呼吸して、パンと意識がなくなった。
オペ中
だから、全身麻酔すると自分で呼吸できんくなるから、呼吸用のチューブ入れて人工呼吸器繋いで呼吸させる説明されてたけど、もうわからん。
意識ない。
オペ後ー当日
名前呼ばれて「終わりましたよー」って声掛けしてもらう直前まで、内容全く思い出されへんけど、なんかhappyな夢見てたなーって感覚だけ残ってる。
意識なくなってから、オペ終わるまで、あっという間やった。
「え?もう終わったん?」って感じ。
麻酔でぽやぽやしてたけど、オペ室の時計見たら16:30頃。
予定よりも早く終わってることに、輸血もせんくて良かったし、オペ中の病理の結果によっちゃ、切る範囲拡げて鳩尾から切ることになってたけど、それも大丈夫やったんやなってわかってホッとした。
オペ室から運ばれる最中、母と同居人にも会えた。
麻酔でまだ朦朧としてたし、人工呼吸のチューブ付けてたせいで、喉が痛くてガラガラして、しっかり発語してのお喋りはできんかったけど、ちょこっとお喋りしてHCUのお部屋へ。
看護師さんが心電図や血圧とか色々やってくれたり、とにかくわたしは寒さで震えてて、麻酔の影響?で寒かったらしいけど、電気毛布掛けてもらったり、ひとしきり終わってから、母と同居人と面会できた。
同居人が嘘やろって思うような泣き方してて一瞬ジョークかと思ったけど、ガチ泣きやったから、わたしもつられて泣いた。
「良かった良かった」って。
今回のオペの後遺症のひとつとして、脚が太くなったり、左右差出たり‥リンパ浮腫、血栓ならんようにケアも教えてくれるんやけど、そういう後遺症があるよーって先生から言われてて。
背中の麻酔の影響で両脚痺れてるけど、特に左脚の痺れが酷くて、自分で膝曲げることも曲げてもらったとしても脚を固定しておくこともできんくて、左脚だけすごーく太くなってる感覚もあった。
それを話してて脚見てもらったら確かに左右差あるって言ってた。
ゾウの脚とカモシカの脚くらい違うって。
いやいや、んなわけないやろ。元々もカモシカの脚ちゃうし笑
けど、左右差という意味では、そんくらい差がありそうな感覚するくらい左脚がぶんぶくぶんだし、自分の脚じゃないみたいな感覚やった。
そんな脚の話とかのお喋りして、2人は帰ってった。
※見出しのお写真は、この日帰る間際、オペ後のわたしを撮ってもらった。
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ありがとうございます☺️
そっから1人で、寝たり起きたり繰り返し。
都度、検温や血圧や点滴やら色々あったし、左脚がうまく使えないのと、麻酔でボーッとしてんのもあるしで。
わたし、元々血圧低いけど、更に低くて、こりゃまずいみたいになって、脚上げたり色々しながら過ごしてた。
多少なり脚動かしたり寝返りうった方がいいって途中から言われて、自分なりに動かしみた。
まーでもやっぱ切ったお腹は痛いし、脚の痺れもあって、スムーズにはいかんかったけど、時間経過するに連れ、少しずつ良くなってった。
主治医も担当医もそれぞれ様子見に来てくれてありがたかった。
オペ日当日は、水も飲めないから、うがいだけ。
自由に動ける身体じゃないし、痛いのもあるしで、早く明日になったらいーなーって思いながら過ごす。
オペ後ー翌日朝
朝になって、やっぱり血圧低過ぎて、一旦背中からの痛み止めを中止して、点滴の痛み止めだけになった。
すると、だんだん痛みが強くなって、動かしてなくても痛みが強くなってて、キツかった。
まだ朝の時点では、左脚の自分じゃない感は継続してるし、痺れもあった。
今日も主治医、担当医、麻酔科の先生とそれぞれ様子見に来てくれて、その時のわたしの様子聞いてくれて、みんな優しいし、ありがたかった。
お腹の痛みは、痛み止めあったとしても、痛み0にはならんから、どのくらいでもう無理!って言うべきかわからんかったけど、看護師さんが10段階中痛みどんくらいか聞いてくれる中で、この時は5〜6くらいになってたから、それ伝えて別の痛み止め点滴してもらったりした。
それでもなかなかに痛くて、痛いから寝て忘れようとするんやけど、寝ると血圧も下がるから、ぐぬぬってなって、この時間もなかなかキツかった。
そうそう、どうゆう構造かは謎やけど、オペ中からおしっこは尿道カテーテルで出す。
感覚ないけど、排出されているよう。
お昼前に、母と今日は妹が来てくれて面会した。
妹は元気そうやったし、会えて良かった。
お母さんのよく喋るエピソードで笑ったり、お母さんが何言ってるかわからんエピソードで笑ったり、なんやかんやでお母さんが東京来てエンジョイしてて、わたしのオペはおまけやん笑ってエピソードで笑って、妹と一緒に母エピソードで笑ってお腹痛かった笑
2人は今日一緒に帰るから、せっかく来たし、東京楽しんでおいでーって言ってバイバイした。
オペ後ー翌日昼
お昼過ぎたけど、今日もごはんは食べれない。
痛み止め点滴2種類くらいしたけど、やっぱりお腹痛くて、今日から歩く練習するのに痛過ぎて歩けないのは良くないとゆーのと、わたしが元々低血圧なのも鑑みて、主治医の判断で、背中からの痛み止め復活した。
暫くしたら、痛み止めが効いてきて、止める前くらいの痛み度合いになった。
お風呂入れないから、看護師さん2人で、わたしの身体を拭いてくれて、昨日から手術着のままやったけど、普通のレンタルパジャマにお着替えしてくれた。
オペ後、おむつみたいなの付けてたけど、それも普通のショーツに履き替えさせてもらった。
そして、今日のメインイベント!
歩く練習をする!
血圧低いから、無理せずゆっくり、まずベッドに座るところから始めて、次にベッドから脚を下ろして座ってみる。
そこまで問題なくできたら、身体にいっぱい付いてる点滴やらドレナージポンプのチューブとかと共に、よちよち歩いてみる。
お腹の傷は多少痛いけど、歩けるのが嬉しくって。
看護師さんが「ここまで歩けたら今日は十分」ってとこまで歩けた!やったね!
普段ならなんてことない距離なんやけど(50mくらいかな?)この身体やと、ふぅ〜ってなる。
ベッドへ帰ってきた時、ベッドメイキングしてくださってて、待ってる間、椅子に座って血圧測ったりしてて、最初は大丈夫やったけど、数分して、これはマズイとなる感覚でふらふら〜となった。
意識が遠のきそうになりつつ、看護師さん2人に助けられてベッドへ横たわって暫くしたら、また意識戻って大丈夫になった。
まだまだ無理は禁物。
おやつの時間くらいに、同居人がまた来てくれた。
今日はごはん食べられへんけど、野菜ジュースとか飲んでいいって言われたから、野菜ジュース持ってきてもらった。
公開してるAmazon欲しいものリストから、また贈ってくださった方いらして、同居人が受け取ってくれて教えてくれた。
ほんとにありがとうございます♪
また改めて、個人的にお礼伝えさせていただきます。
同居人には、ほんと甘えさせてもらってて、感謝だらけです。
こんなことになろうとは、夢にも思わなんだ。
人生ってほんと何が起こるかわからんね。
だからこそ、おもしろいんかもしらんね。
楽しい嬉しい心地いいとかだけじゃなく、痛い辛いキツイとかもあるからこそ、おもしろいんかもしらんね。知らんけど。
オペ後-翌日夜
今日はまだ終わってないんやけど、昨日のオペ後から今、18:07まで長い時間やなーって感じるし、でも、どこかあっとゆう間な気もするし。
お腹は痛い。けど、良くなりつつあるはず!
お腹ぎゅるぎゅる言い出したのはいい兆候。
おならが出ると腸が動いてるサインでいいらしいけど、まだでてへん。
わたし、主治医の先生に「この病院で1番早く退院する!」って宣言してんの。
おおよその退院目安は、こないだの日記にも書いたけど、わたしは、もっと早く退院する気持ちでいる。
がんばれ!わたし!いけるいける!
HCUでの担当看護師さんは、昨日と今日、日中と夜とで担当変わって、どの方も親切だし、優しくて、特に今夜担当の看護師さんは色々お喋りもして気が合う方やった。
わたし、今、HCUの4人部屋に1人貸切状態で、「今日はもう他にここの患者さんいないから、音楽かけたり、動画見たりしていいよー」って言ってもらえて、やったー!ってなった。
明日からごはん食べれるし。
うれしいなぁ。
あとね、HCUから一般病棟にお引越しできる予定。
これまたうれしいなぁ。
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読んでいただき、ありがとうございました☺️