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よみしばい『泣いた赤鬼』無事上演できました。ありがとうございました。
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よみしばい『泣いた赤鬼』
全ステージ無事上演することができました。
ありがとうございました。
とってもうれしいです。
観に来てくれたたくさんのおこどもたち、大人のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
(大人のみなさん、ってのもなんだかヘンテコだけど、今回はそうあえて書いています)
一緒に創作したTheatre Ortの倉迫さん、至さん、平ちゃんはじめ、この上演に関わる主催の担当のみなさん、スキップのみなさん、劇場のみなさん、インターンのみなさんなどたくさんの方にお世話になりました。
おつかれさまでした。ありがとうございました。
観に行けないけどって応援のメッセージくれたおともだち、Twitterやこのわたしの日記(blog)にリアクションでのエール贈ってくださったみなさん、リアクションしてなくともエールを思ってくれてたみなさん、ありがとうございました。
わたしにとっては、この夏、よみしばい『泣いた赤鬼』上演が大きかったので、ある種、これにてわたしの今年の夏はおしまい!また来年ねー!といったぐあいです。
こっから先は、公演のことに限らず交えもするのですが、思ったこととかをたらたら書きます。
結果、書いたらめっちゃ長くなりましたし、マジでしょーもないどーでもえーわ!ってことかもしらんこと含めて、たらたらたらたらほんまあほみたいにたらたら書いとりますゆえ、ご興味ある方は読み進めてください。
わたしにしては珍しくお写真もてんこ盛り!
ありがとういっぱいありがとうだらけ
感謝をすでに書きましたが、まだまだ感謝は尽きません。
ぜんぶ書かれへんかもやけど、わたしの思ったありがとうを書こうと思います。
千秋楽はドレミホールという場所での上演で、顔合わせや稽古もした場所でした。
色々な場所での上演を経て千秋楽に再び訪れたドレミホール。
顔合わせでは、現状もあってもしも・・の話もしていたなぁ・・なんてことをぽわっと思い出し、こうして一緒に創ってきたみんなで千秋楽のお客さんを迎えられるのとっても嬉しくって感謝を思いました。
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撮影: 西野正将
アップしてる最中にも動ける身体があることにも感謝を思いました。
わたしはこの稽古に入る前、突如かつて経験したことない首の激痛で、しばしおとなしくしてた日がありました。
(当時のことは日記に何度か触れて書いてます)
わたしは、動ける身体が在ることへの感謝って、過去に怪我やら病やらなんやらあったりして、回復しつつある時なんかに改めて思うことはあっても、日常結構忘れてしまいがちやなーって、ある頃から思うようになりました。
感謝どころか、むしろ、あー脚の左右差が気になるー、もっとここの可動域増やしたいー、肩甲骨がー足首がーとかとか、不足に意識がいきがちでした。
向上心、って意味では、もっとこうなったらいいなぁって思うのって素敵なことと思うんです。
ただ、今もそれなりに動ける身体が在ることに着目してみたらば、それってばほんとすごいありがとうなことやなぁって今は思うようになりました。
今回、生理が本番とド被りの日がありました。
ホルモンバランスや身体、それに伴い声も、絶好調の感覚・今のわたしのベストとは異なるなぁと。
それでも、その時のベストで動ける身体や出せる声があることはありがとうやなぁって思いました。
生理終わって身体も心もなんだかいい感じになってくると、これまた更なる喜びもあってうれしいなぁありがたいなぁって思いました。
なにかがあって、改めて思うのもいいと思う。
ただ、今のわたしは、なにかなくともなーんもない中にも、ふとありがとうを感じられることが増えていて、それがなんだかとってもうれしいです。
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個人的に、稽古場や上演場所の一部、おうちから2時間弱くらいかかる場所でした。
あっついし、遠いし、電車で行くことも少々考えましたが、やっぱ原付で行きたくて。
できるだけ感染回避したい&荷物多いから原付がいい&電車より原付で外走るのが好きだから。
なもんで、お天気もかなりのポイントです。
恵みの雨って言葉たしかありましたよね・・???
雨の大切さも思いつつも、個人的には移動時間は原付運転できるくらいのお天気をおねがい☆と祈っておりまして。
炎天下の晴れもあれば、曇り空の日もあり。
台風きて雨マーク予報も見かけましたが、雨にあたったのは、ある本番帰りの一度だけ。
それも、ちょこっと雨で途中からやんでお天気にも恵まれ、わたしは超絶ラッキーでした。
これも、わたし的にありがとう案件です。
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わたしのこの夏は、約1ヶ月かけて全て違う場所で
1ステずつの上演、連続して公演やる日もあれば少しあいて上演だったり、観てもらうのがおこどもたちが多かったりと、初めての経験をさせてもらって、これもありがとうのことです。
Twitterで呟きもしましたが、稽古は粛々と穏やかに進められ、一緒に創作したみなさんも周りのスタッフのみなさんや各場所で出会った担当の方々も感じ良くてこれもありがたかったです。
エピソード
今回、座組の紹介してなかったですね。
しようと思ったことすらなかったです。へへ。
みんな見知った方ばっかりやったからかな。
日記に、紹介という形じゃなかったけど、ちょこちょこ触れてはいたけど、改めてエピソード交えてもうちょい触れて書いてみよーと思います。
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稽古序盤の頃。
倉迫さんは、百花さんって呼ぶのですが、周りの影響なのか意図的なのかはわからないのですが、稽古の途中から時折“あきちゃん”と呼んでくれるようになりました。
“百花さん”と“あきちゃん”どっちも呼ぶことがあり、後半は、あきちゃん呼ばわりが増えて、わたしはなんだかうれしかったです。
なんでわたしはうれしいのか。
さん付けよか、なんとなく心の距離が縮まったような気がするから???
うーん・・仲良くしてる方でも、百花さんって呼ぶ方いるし、逆に、ももちゃん呼ばわりでも心の距離近いひとばかりとも言えないからなぁ・・
でも、わたしはなんだか、さん付けよか、呼び捨てか愛称とかちゃん付け呼ばわりの方がうれしくなるので、なんか知らんけど、うれしいなぁって思ったんです。
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稽古序盤のわたしたち。
前、日記に書きましたが、倉迫さんとの創作は今回、8年ぶりの2回めでした。
ただ、わたしは、8年前の当時のわたし自体がなんだかなぁ・・ってなんとなくのぽやっとした記憶があって、今回、ある種わたしの中で、出会い直し的な感じもありました。
だから、どこか、ようやく一緒に創れたような・・そんな感じもあります。うれしくありがたいことです。
お稽古は穏やかで、わたしはわたしらしくいさせてもらえた・いられたのではないか、と思ってて、それにも感謝しています。
短いある種アドリブでやってたわたしのシーンがあって、自由にやらせてもらえて、正解わからんなりに毎度その場でチョイスすることを挑ませてもらえたこともとってもありがたかったです。
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上演場所が全て異なるので、毎度場当たりとゲネに近い通しをやって本番をやる中で、場所や観に来てくれるおこどもたちの年齢層に合わせて、演出の微調整をしていました。
その中で、わたしは、倉迫さんが「今日は◯年くらいだから〜」と微調整する時に、わたしはまだまだおこどもたちの理解力などがどのくらいかわかってなくて、わたしなりにこっちの方がいいのかな?と思ってやってたけど、その時になんとなく、ああそうか・・みたく、わかった、とは違うけど、目指す方向性みたいなものがクリアになった感覚がありました。
千秋楽終えて、Ortのみなさんは予定があって急ぎめのお別れだったんですが、倉迫さんとおめめがっつり合いながら感謝のお喋りしたことが印象的です。
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以前の日記にも触れましたが、至さんはもうずいぶん前に一度共演してまして、平ちゃんにいたっては、もっと前、かなり昔から共演し、その後も何度かご一緒してます。
なので、わたしのことをおふたりとも、“あきちゃん”と呼びます。
ちなみに、わたしの愛称は、現在、あっとー的に“ももちゃん”人口が多いです。
少数で、“ちゃんぬ”、“ももちゃんぬ”、“ももか”、“あき”と呼ぶ方もいます。
他にもなんかあった気がするけど忘れました。
あとは、普通に苗字か名前にさん付けですかね。
そーいえば、前、おともだちに普段“ももちゃん”って呼ぶのになんか知らんけど、“ちゃん!”って言われて、わたし返事しました笑
なんかおもしろかったです。
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わたしが勝手につくった役、採用されました。
撮影: 西野正将
至さんが、稽古2回目くらいの時に、「おもしろい!感動する」みたいなこと言ってくれたことがありました。
わたしは、それがとってもうれしくって。
その伝えてくれてた至さん自体が、わたしにはキラキラして見えて、そんなキラキラで伝えてもらえたこともとってもうれしかったんです。
その日の稽古後に、わたしがやってた青鬼を見て、あきちゃんは◯◯みたいって、なにやらアニメ??かなんかの例えで言ってたんですけど、その◯◯がなんて言ってたか覚えてなくて、平ちゃんはわかるーって言ってたから知ってるようなのですが、いまだそれがわたしは何みたいなのかがわからずじまいです。
聴くタイミングあったはずやのに、今、思い出してしまいました。
わたしってそーゆーとこある。。。
至さんへ。
もしも、至さんこれ読んでくれてたら、なんて例えてたのか調べてみるので教えてください。
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暴れ始める青くん。
様子見の赤鬼くん。
撮影: 西野正将
至さんも、倉迫さんと同じく二度目なのですが、ご一緒したのがずいぶん前なので、わたしの記憶の至さんは優しいって思ってて、今回再びご一緒しても、やっぱり優しかったです。
あと、ジェントルやなーって思いました。
繊細でもあるなぁと思いました。
わたしが、まー繊細なとこもなくはないのですが、まーいっか、と粗雑なとこも結構あるので、ご負担かけたかもしれないです。
アップで、そらで落語言っててすげーなと思いました。
千秋楽終えて至さんから、「あきちゃんと(お芝居で)会話してないから今度は」みたいなこと言ってもらえて、光栄でありがたいことやなぁって思いました。
あと、千秋楽で至さんの動きが少々演出変わって、同じ場にいるわたしに「信頼してる」って言ってもらえてハートどきんこ!とってもうれしかったです。
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撮影: 西野正将
今回衣装に使用したアラジンパンツは、Ortで長年使用されてるものを貸していただき、みんなでお揃いにしました。
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撮影: 西野正将
平ちゃんがある日の本番前、楽屋でちくちく縫い物してまして。
その衣装のアラジンパンツが破けたそうで。
まさか、わたしはだいじょぶだよねーと見たらば、あらま!わたしのもミシンの縫い目がほどけて裂けておりまして。
それ言ったら平ちゃんが縫ってくれて、本番後にミシンでちゃんと縫うと言って持って帰ってくれました。
次の本番前に、ミシンもして、お洗濯もしてくれたのを可愛いIKEAのジップロックみたいなのに入れて渡してくれて、わたしはとっても感動しました。
だって、ミシンもお洗濯もして、こんな可愛いのに入れて渡してくれて。
佐喜子、平佐喜子、あーた、なんてイケてるガールなのでしょう!と思いました。
ありがとうと感動などが混じっております。
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わたし演じたキレリエTでお稽古する平ちゃん♪
まだ持ってる?って聞いたら持ってる!って。
これでコンビニ行ってた 笑
平ちゃんは、初めて共演してからもうめーっちゃ付き合い長く、その間に何度か共演もして、わたしの書いたオンライン2人芝居も出てくれてもあって、今回、オファーの時は赤鬼・青鬼どっちがどっちの役かは未定やったんですけど、本読んで、どっちになってもOKって思いました。
「ともだち」という本の言葉に違和感なく、すーっと入ってけるなって思って。
機会あったら逆でもやってみたい。
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撮影: 西野正将
わたし、平ちゃん好きなんです。
わたしにないものいっぱい持ってて、羨ましくもあるけど嫉妬にならんってゆーか・・佐喜子の魅力万歳!って思います。
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撮影: 西野正将
わからなさ・不安定さ
今回、おこどもたちメインとゆーか・・そんな上演で、わたしが小学校低学年とかやったとして、これ観てどう思うんやろう・・って、もう今のわたしにはわからないことです。
どこまで伝わるのか、伝わっているのか。
ほんと、毎ステ雰囲気というか空気が異なるので、エキサイティングで、その場でチョイスしたことが正解なのかどうかもわからへんくて、そもそも正解なんてないんかもなーともどこか思う自分もいたりして。
正解って意味でのできた!って感覚はないけど、楽しくて。
だけどなんか、あ、繋がったような感覚があったこともあって。
アンパイじゃなさ不安定さ、
醍醐味よのぅ〜ってわたしは思っています。
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コミュニケーションシーン
撮影: 西野正将
これは、今回に限ったことではなく、通常の、っていうのもヘンテコですけど、大人の方が観てくれるものでもある意味一緒やなーってわたしは思います。
テキストは決まってる、だけど、稽古して深めたり試したりなんだりかんだりした上で手放せての本番、その今、今、今をチョイスする感覚ってゆーか。
これって昔のわたしだと、???????って意味わからんことと思うんですけど、今は、わかってきた感覚があります。
わかり尽くしては全くないですし、やれてんのかも自分ではわからんのですが、これって、すごく大事なことな気が、今のわたしはしています。
正しさ正確さよりも、今に居る、みたいな感じですかね。
さ。いい加減終わりにしましょうかね。
おいとま
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あーたのしかった!
素敵な夏をありがとうございました☺️
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撮影:西野正将
また遊んでもらえたらうれしいな。
読んでいただき、ありがとうございました。
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