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「自分には存在価値がない」と感じる人の特徴

「別にいいじゃん?」と思えないときがある

「自分には存在価値がないと感じる」
「友達と呼べる人がいない」
そうぼやいている人がいた。

友達と呼べる人がいなくても別にいいじゃん?
とわたしなんかは思うけど、ご本人が悲しく思う気持ちは否定したくはないわけです。

まずは心身の不調を疑う


わたしがその人を観察した限りにおいて言えば、おそらくは、加齢に伴う判断力の衰えです。
医者でもないのに断言するのもアレなので、一度受診をおすすめします。

日々の言動を分析する


実際問題ベースで言えば、この人が平素どういう言動を繰り返しているか観察すると「そりゃ確かに自分の存在意義が不安になるよね」と言わざるを得ない。
以下、自戒を込めてその特徴をメモする。

存在価値の薄い人

相手の意見を聞かない

自分の言いたいことは、何が何でも言いたい。
だけど、相手の意見は聞かない。
これをたびたびやられてしまうと、聞く方としては「だったら一人でしゃべっていろよ」となっちゃいますね。

アドバイスしたがる

頼まれてもいないのに、なぜアドバイスをするのだろうか。
自分がそれを実践できていないにもかかわらず。

基本的に多くの人は他人と波風たてたくない。
だから「貴重なご意見ありがとうございます」と聞く。でも、言うてる本人が実践できていないことや、その実践に価値を見いだせないことをアドバイスされてもねえ。

リアクションとしては、暖簾に腕押し、糠に釘。

口調が無駄に強い

人間は嫌いな人の言うことは聞かない。
一度、自分がしゃべっているところを録音して聞いてみるといいよね。
かなり不愉快なしゃべり方をしてるのがわかることでしょう。

他人にいちいちカッカする

ハタから見てると、たしかにあなたがおっしゃる正解とは違うけど別に全然困りませんよ?
みたいな程度のことなのに、なぜかいちいちつっかかる。

世の中、いろんな正解がある。
よしんば少々間違ってても、こっちが柔軟に対応すれば済む話。柔軟対応ができないのは、ひょっとしたら自分がアホだからかもしれないというオプションはないものか。

断言のエビデンスがオレ

バブル時代の30年前に就職した会社を持ち出して自説を裏付けてもね。
しかも、その会社、アナタもうやめてるじゃん?みたいなことが多々あると、聞いてる方は辟易するよね。

おすすめ情報がマンネリ

他人はあなたほどバカではないので、だれがいつどういう本をオススメしてるか覚えていられるものですよ。
ということが分からない。

現実問題として、例えばどのような本を誰に勧めるかって、だい~ぶ知性がバレるよね。ハイリスクだと思います。
聞かれてもいないのにどうしてもオススメしたのであれば、粛々とFacebookかTwitterに投稿するかAmazonにブックレビューを書く。
なお、インスタに上げても、たぶん誰も読まない。

他にもあるけど、今日はここまで。

他人は「自分を認めてくれる人」にこそ価値を見いだす

普通の人は面と向かって駄目出ししない

しつこいようですが、他人はバカではない。
上司と部下でもない限り、あるいは先生と教え子、または家族親族でもないかぎり、面と向かって「何言ってんの、アンタ」とは言ってくれないものである。
友達だったら「その言い方はないよ」とか(遠回しであれ)言ってくれるが、上記の理由で友達がいないんだからしょうがない。

他人という生き物は、自分を認めてくれる人にこそ価値を見いだすものです。
あなたが他人の言動に対して、たとえエアリプだろうとも「そんなの価値ない」とか言うてる間中、他人はあなたの存在に価値を見いだせないという理屈。

だからといって、自分から見て無意味に思える他人の言動にむりっくり価値を見いだすのもどうだろね。
きっと苦痛なことでしょう。

悪いことは言いません。一度受診をしてください。

考えるヒント(たぶん役に立たない)

1:悪口を聞かされる苦痛を想像する

たとえばAさんとしゃべっているとき「BさんもBさんもバカだ。でもAさんは賢いから好き」と言うとする。Aさんが本当に賢い場合、こんなこと聞かされて、うれしいはずがなかろうが。
とか思ったりもしたんだが、よく考えるとそうでもない。
仲間内で、誰かの悪口でめっちゃ楽しく盛り上がる自分もごくごく素朴に存在しているわけですよ。
自分の基準が分からない。
だけどたしかにあるんだよ。
「これか聞いててツマラン悪口」「これは面白い悪口」とコツコツ振り分けていけば、いつはAIに解析してもらえるかもしれない。

2:便宜上「たった一つの正解」はある

仕事のタスクをこなす方法や、学校の勉強、スポーツや武道、これらのものは、ある程度「正解は一つ」を前提として鍛錬を重ねた方が、習得は効率的だと思われます

おまけ:ミソとクソを一緒くたに論ずるな

日常会話とビジネスシーンをいちいちごっちゃに論ずる人は、仕事のできない人だよね。
おまえの辞書には場合分けという言葉はないのか。
え、ないんですか。それは失礼しました。