いつもカップ麺とコンビニおにぎり。そんなボクが1000日おむすびチャレンジを始めた理由
【1000日間で1000のおむすびを食す男 特別編】
noteでおむすびの食リポを続けるチャレンジを始めてから、ちょうど2年が経った。
日に直すと730日以上。
こうやって数を見てみると、結構長く続けているんだなあと感じている。
まあ、チャレンジと言っても毎日おむすびを食べたレポートをnote上にアップしていくという地味なもので、凄いことでもなんでもないけれど。。
なぜか、コンビニおむすびだったり、自分の家でつくるようなおむすびはノーカウントという自分ルールを作ってしまったために、地味なのに難易度だけは高すぎるという、続けていくにはバランスがあまりよくない感じになってしまった。
この「1000日間で1000のおむすびを食す男」
スタート当初は純粋なおむすびの食リポだったけれど、途中からなぜか、おむすびのことだけでなく、日々思っていることや経験したことや空想などを書きつづる「ほぼエッセイ」のカタチになってしまっている。
この変化によって、書いている本人自体が飽きずに楽しめているのが、ここまで続けられている要因かもしれないけれど!
とはいえ、初心を忘れないことも大事!
そこで今回は、この「1000日間で1000のおむすびを食す男」をなぜ始めたのか、そして同じように続けている仲間の存在を書き記したいと思う。
noteを書き続けたいと思っている方へ、少しでも参考になれればいいなと。
☑️1000日チャレンジを始めたきっかけ
まず、このチャレンジを始めたきっかけについて振り返ってみたい。
自分が取り組んでいるファンベースの師匠に、コミュニケーション・ディレクターのさとなお(佐藤尚之)さんという方がいる。
(さとなおさんは著書に「明日の広告」や「ファンベース」などがあり、マーケティングや広告の業界に大きな気づきを与え続けている存在であり、自分の人生にも大きな影響を与えてくれた存在でもある)
そのさとなおさんが、数年前にアニサキス・アレルギーというアレルギー症にかかってしまった。アニサキス・アレルギーは、日常生活の中でほぼすべての魚介類を避けなくてはいけないという大変なアレルギー。
しかも治療法がいまだ確立されていないらしく、治療できるかもしれない方法として3年間 魚介類を完全除去して、そのアレルギーの数値によって食事治療に進んでいくかを決めるとのことだった。
そこで、2019年7月。さとなおさんは3年間 魚介類を完全除去する生活を宣言をした。3年間、もしかしたらその後の治療を含めると10年以上になるかもしれない大変な治療である。
そんな苦しい治療を前にして、さとなおさんは少しでも楽しめるにはどうしたらいいかを考えた。
そこで明言したのが、最初の苦しい3年間を #1000日チャレンジ としていろいろなことにチャレンジする期間として、逆に楽しんじゃおうということだった。
「どうせやるなら、楽しい目標を持ってやろうぜ!」
「みんなも一緒にやらないか!」
そんなメッセージが、さとなおさんの作ったコミュニティ(4th)の仲間達にも届き、それに呼応した100人以上がそれぞれの目標を作り1000日チャレンジを同時に始めたのだ。
(当時の呼びかけの様子はこちらに書かれています)
☑️どうして、おむすびの食リポを選んだか
日記を3日以上続けたことがない。そんな飽き性の自分が1000日チャレンジで始めたのは、おむすびの食リポだった。
食リポ?おむすび?と思う人もいるかもしれない。
実は、それを決めるまでには次のようなことを考えたのだった。
最初にチャレンジするうえでの大義を考えてみた。
おむすびと言えば、「THIS IS 和食」といえるような日本の食の中心にあるもの。
お米は日本や地域の歴史や産業、文化と密接に結びついている。そこを深堀りし、未来に伝えることで日本の食文化に貢献することができるはず。
どうせやるなら、自分の中で完結させず少しでも世の中に役立てるものがいいなって。
次に自分にとってのおむすびは何かと考えた。
自分にとっておむすびは、子供の頃の田舎や家族の記憶に結びついた食べ物であり、また部活や勉強を頑張ったときにいつも近くで支えてくれたもの。
個人的な思い入れがも強いものである。
これなら、うわべだけではなく感情のこもったレポートができるかもしれない。自分という人間の体温が伝わるような文章をかけるのではと思った。
最後に世の中のニーズがあるのか、オリジナリティがあるのかも考えてみた。
おむすびは、日本にいる人のほとんどの人が知っていて食べたことがあるもの。しかもコンビニエンスストアなどでは、一番売上がある商品でもある。
それなのに、ラーメンやカレーと言ったメジャーな食べ物とは違い、テレビやネット上で話に出てこない。
専門店の話も聞かないし、お寿司屋さんみたいに有名店だったり、チェーン店みたいな存在もほとんど知らない。
つまりニーズはあるのに、情報が極端に少ないのだ。
食リポが被る人が多くないのでは、なんていうことも考えたりもした。
☑️コンビニおむすびを禁止した理由
食リポをすると決めたけれど・・
当時は、かなり忙しく週の大半のランチが、カップ麺とコンビニおむすび…
とても人に食を語れるような状況でもないし、もちろんそんな知見もなかった。
新しいチャレンジをするというのに、毎日、コンビニおむすびを食べて語っても何も変化がないし、そもそも自分が楽しくない。
だから、思い切ってコンビニおむすびをこのチャレンジから外すことにした。
さらには、自分が作る家庭のおむすびも外した。
自分の逃げ道を塞いだのだ。
結果として、それが良かったのかもしれない。
コンビニおむすびの評論家は世の中にたくさんいるし、毎日自分で作ったおむすびをインスタなどにアップしている人もたくさんいる。
なのに、ラーメンやカレーみたいに本来伝えるべきお店の味をおむすびで追い求めている人は見当たらないし、それを毎日レポートしている人は世界中探しても、自分しかいない。
このまま1000日まで続けていければ、「おむすびを語る」という分野において、世界で唯一の存在になれるかもしれないのである。こんなやりがいのあるチャレンジは、なかなかないだろう。
☑️1000日チャレンジの仲間たち
1000日チャレンジは基本的には孤独なチャレンジだけど、同じように続けている仲間の存在はとても励みになっている。
先ほども少し書いたけれど、さとなおさんが宣言した時に、いろいろなチャレンジが一斉にスタートしている。
当時のことを徳力さんがまとめてくれている。
あれから2年以上が経った。
続けることは、本当に大変だ。
途中で止まってしまったり、お休みしているチャレンジも多い。
そんな中でも、自分と同じようにnoteを使ってチャレンジを発信し続けている仲間がいる。その記事を読むたびにその存在を感じ、同時に励まされている。
その仲間たちに感謝の意を込めて、紹介していきたいと思う。
きり さん
坂本宗隆さん
長老さん
浅沼 威行さん
mknt(ろくろ)さん
徳力基彦さん
saki1000さん
tafst10さん
てんぺいさん
荒木千衣(ちえころ)さん
ひさろーさん
casterさん
辻 貴之さん
能勢友歌さん
(スタートが同じタイミングで、今でも続けられている方を中心に紹介されていただきました)
まだまだ多くの仲間がいるし、他にもツィッターやインスタなどでも発信している仲間もいる。
また、機会を作って紹介をしたいと思う。
☑️感謝。そして感謝。
これだけの仲間が、様々なことを同じ方向を向いて進んでいる。
こんな素敵なことって、なかなかないのではないだろうか。こんなきっかけを作ってくれた、さとなおさんに感謝したい。
1000日チャレンジだけでなく、noteで発信をしているクリエイター仲間の存在も心強いものである。そして、読んでいただいているみなさんがいてこそ続けられていると心から思っている。
本当に感謝。ありがとう。
これからも仲間と一緒に先を見ながら、小さな波、大きな波を作っていこう。
「1000のおむすびを食す男」まだまだ続いていきます!引き続き、よろしくお願いします。
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