ケイツーシロップデマが流行っていて度し難い
●この記事の結論
・ケイツーシロップを規定通りの量・回数で服用させることにより、新生児のビタミンK欠乏性出血症を予防できる
・信頼性の高い情報源を参照しよう
●本文
Twitter上でケイツーシロップに関するデマ情報が広がっているようです。
デマツイートは貼りません。デマを心配するツイートをひとつだけご紹介します。
「ビタミンKシロップは添加剤などが含まれるから毒」というポストがまたを流れてきたが、信じると最悪子どもが死ぬのでマジで飲ませて
— おると🦴整形外科医@筋トレ (@Ortho_FL) February 1, 2025
シロップがない時代は出血の報告例も遥かに多かったし、過去に助産師がシロップを与えず児が死んだ例は訴訟にもなってる
育児系デマは非常に多いので親はマジ注意 pic.twitter.com/WUwoyuzOfJ
スクショ元のURLはこちら(PDF)
同内容のWeb版はこちら↓
2021年11月30日
新生児と乳児のビタミンK欠乏性出血症発症予防に関する提言
2009年、ケイツーシロップを与えないことによる新生児の死亡事故が起きました。
山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故
信頼性の低い情報による不幸な出来事が減るように願っています。
お借りしたサムネイラスト
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