実践ティーチングクラス その3
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
今日は、恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」実践ティーチングクラス その3を記します。
このクラスは、「ジャックと音楽の木」指導者クラスの方に、for Kidsクラス(年少・年中・年長)のレッスンを6回継続して見学していただき、その内容を私が解説する、というものです。
見学者の皆さんは始終にこやかに見学されていました。
そのおかげで、子どもたちは警戒心を抱くことなく安心してレッスンに臨めたようでした。
見学者のお一人が体調不良で欠席だった日は、
「どうして一人少ないの?」
と不思議そうに質問してきた子どももいました。
時には見学者の方々に模唱の出題をしていただいたり、数分間レッスンに入ってお手伝いしていただいたり、少し子どもたちとも接点を持っていただくようにしていました。
レッスン見学5回目の日には、交代で1クラス丸ごとアシスタントとして入っていただきました。
皆さんいろいろ考えながら、一生懸命アシスタントをしてくださいました。
終了後、それぞれ感想を話してくださいました。
「楽しかった!
レッスンを見ているのと中に入るのとは全然違いますね!」
「子どもの力を引き出すためには、アシスタントの関わりも重要だと実感しました」
「アシスタントの私のポーズを見て、子どもたちからもどんどんいろいろなポーズが出てきました。
子どもたちにきっかけ与えるのは大事ですね」
「客観的にレッスンを見学するのと、レッスンの中に入って子どもたちの立場で一緒に音楽を感じるのと、両方体験できて良かったです」
私が初めてリトミックのアシスタントをやったのは、大学を卒業してすぐの頃です。
アシスタントと言っても何をやって良いのか全くわからず、緊張してまごついていたのを思い出します。
それに比べて、見学者の皆さんは実際に子どもとお仕事をされている方ばかりですし、子どもへの関わり方は当時の私の何百倍もお上手でした。
さて、無事に6回のクラスを終了することができました。
6回通してご覧いただいたことで、
「子どもたちの成長がすごいですね」
というご感想もありました。
6回のレッスンでも、本当に子どもたちの成長ってすごいですね。
今回初めて実践ティーチングクラスを実施しましたが、少しでも皆さんの学びのお役に立てれば嬉しいです。
何よりも私自身にとって、大変勉強になりました。
ありがとうございました!
鈴木顕子